本日は、最近立て続けにお客さんから質問された、ブラウザの「プライベートブラウジング」について解説します。
Webマーケティングの担当者は良く使う機能です。
「そんなの知っているよ」という方は、スルーしてください。
■ブラウザのプライベートブラウジングは別名「ポルノモード」とも呼ばれています。
なんでそんな呼ばれ方をするかというと、
ブラウザって、普通にWebサイトを見ていると、履歴が残りますよね!?
でも、プライベートブラウジングでサイトを閲覧すると、履歴が残らないんです。
そこで、エロサイトを見ても、家族にバレたりしないので、「ポルノモード」なんて呼ばれてます。
■ちなみに、ブラウザが溜め込むのは、閲覧履歴だけじゃないですよ。
どこかのサイトにログインすれば、パスワードを覚えてくれたり、最近だと、サイトにはよってはどのページを見たかをその人のブラウザのクッキー情報に書き込んでおいて、広告で追いかけたりとか、次回サイトに訪問した時に、サイトの履歴情報を元におすすめ商品を表示したりと、
まぁ、知らず知らずの間にブラウザというのは、いろんな情報を溜め込んで行くわけです。
そういった情報も、プライベートブラウジングだと、シャットアウトできるのです。
但し、FacebookもYouTubeもプライベートブラウジングでアクセスすると、毎度ログインしなければならなくなるので、普段使いには結構不便です。
■で、それがSEOとどう関係があるの?という話なんですけど、あなたが見ている検索結果画面というのはあなたの行動履歴や趣味趣向、属性にもとづいてカスタマイズされたものなのです。
だから、よく見る自社サイトや取引先のサイトなどが、上位に出やすくなっていたりします。
つまり、「自社サイトが1位だ」と喜んでいたら、それは自分のブラウザだけだった。。。
実は世の中の他の人のブラウザで見ると2ページ目以降だったなんてことが起きるのです。
そんな時、プライベートブラウジングを使います。
プライベートブラウジングで検索結果画面を見ることで、自分用にカスタマイズされていないプレーンな状態の検索結果画面を見ることができるのです。
検索結果における自社サイトの順位や競合サイトを調べる際は、必ずこのプライベートブラウジングの状態で見なければなりません。
■プライベートブラウジングは、ブラウザによって呼び名が異なり、ブラウザ右上のボタンから呼び出すことができます。
ブラウザ毎の名称と呼び出し方は次の通りです。
機能自体は、どれも同じです。
・Internet Explore
機能名:InPrivateブラウス
・Google chrome
機能名:シークレットウィンドウ
・FireFox
機能名:プライベートウィンドウ
・Safari
機能名:プライベートウィンドウ
