Yahoo!カスタムサーチもサービス終了!サイト内検索の行方は

はじめに

Webサイト内右上などに設置されている検索ボックス、意外と便利ですよね。でも最近見かけなくなったなあ、と思っている方。スルドイ!

これ、Googleが有料で提供していた企業向けサイト内検索サービス「Google Site Search」を使っていて、2018年4月1日のサービス終了に伴い、撤去してしまったWebサイトもあるからだと思います。

似たようなサービスもYahooが行っていて、それがYahoo!カスタムサーチだったわけですが…
これもなんと、サービス終了します!

Yahoo!カスタムサーチが終了!

昨年の11月に発表したYahooがこちらのプレスリリースを見てください。
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/11/09a/

2019年3月末日までに、いくつかのアプリ、サービスを終了すると発表しているんですね。この中に「カスタムサーチ」も含まれています。

「Google Site Search」に変わると期待されていたものの…

ちなみにGoogleでいうと、無料で提供している「Googleカスタム検索」は継続してサービスを続けていますが、「Googleカスタム検索」は検索をかけたときに広告が出てしまうのが難点です。
せっかく来てくれたユーザーをWebサイト内のどこかしらのページにご案内したいのに、広告表示のせいで、広告を出している別の企業のページへ離脱させてしまう恐れがありました。

そこで代替が期待されていたのがYahoo!カスタムサーチです。

Yahoo!カスタムサーチは無料で利用できる上、広告が表示されず、純粋にサイト内検索としての役割を果たせていました。(スマートフォン対応ができていないなどの難点はありましたが。)
そのYahoo!カスタムサーチがサービス終了とのことで、サイト内検索サービスを利用する場合の選択肢が、非常に狭まったといえるでしょう。

なぜ選択肢が狭まる?

広告を表示しないサイト内検索サービスはこれらの他にサイト内検索ASPや、全文検索サービスなどがあります。
が、まず無料では使えません。
初期費用、月額費用が高く、大規模Webサイト(月間PV数6ケタ以上)やECサイトじゃないと、とても採算が合いません。
ちなみに全文検索サービスは無料で利用できるオープンソースのサービスもあります。しかし、サーバーにインストールする必要があるため、サーバーやデータベースの知識がないと、自社サイトの設置は困難です。インストールだけ外注してもそれなりにお金がかかりますので、0円では始められないでしょう。

サイト内検索が変わる?

最近はユーザーのWebサイトの使い方が変わってきています。
まずTOPページに行き、そこからサイト内検索を使って行きたいページに行くというのが昔ながらの使い方でしたが、今は検索エンジンから、主に知りたい情報を検索し、検索結果からWebサイトに流入することが多くなっています。
企業側も検索ワードに合わせてランディングページをTOPページではなく個別のページを表示させるように変化しているわけで、いわゆるマルチエントランス化が加速しています。
そんな中、Google、Yahoo!と、続々とサイト内検索サービスの縮小もあり、サイト内検索機能自体の是非が問われている気がしてなりません。

ユーザーの変化を見極め、カスタムサーチの代替サービスをどうするかではなく、サイト内検索に頼らないWebサイト設計が今後重要になってくるでしょう。
例えば、ユーザーが入ってくるページに、関連ページのリンクを設置したり、サイトマップページの充実を図り、ユーザーが求めるページをわかりやすく案内したりすることが重要です。

まとめ

2019年2月の時点でYahoo!カスタムサーチを利用しているWebサイトは、3月末日までに代替サービスを導入するか、もしくはサイト内検索機能を廃止し、Webサイト内のリンク周りを再設計するなどの対策を行う必要があります。
まずはサイト内検索がどれだけ利用されているか計測し、正しい判断を導くための指標とすべきです。
「サービス終了か、困ったなあ」と立ち止まるのではなく、サイト内検索の役割を改めて考える良い機会と捉え、前向きに改善していきましょう。

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