毎週月曜日、NHKで10時から「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組をやっています。
私はテレビはほとんど見ませんが、この番組はたまに見ています。
http://www.nhk.or.jp/professional/
もう4年前ぐらいだったと思いますが、ゲストがヤクルトスワローズの宮本慎也選手でした。
選手として名手のショートというだけでなく、ヤクルトスワローズのキャプテンでもあり、また日本代表チームのキャプテンもしていました。
宮本選手は、プロの中では体格的にも恵まれている方ではありません。
野球の名門、PL学園出身ですが、プロに入るまでも、入った後も、レギュラーになるまで、相当な苦労をしてきた人です。
野村監督の「お前は二流の一流になれ」というような言葉をもらい、自分の役割とミッションが明確になったといいます。
そして、その為に、ほとんど全ての時間を野球に捧げて、考えて、グローブ1つにとっても細かい工夫を積み重ねていったそうです。
番組の中で一番印象に残った言葉が
「プロであれば、努力するのは当たり前。みんなしている。一流になるには、さらにプラスして何かをしなければならない。」
「結局、野球の世界でも、試合が終わって、ユニフォームを脱いだら“はい、終わり”という人で、一流な実績を残した人はいない。みんなずっと野球のことばかり考えている人たちばっかりだ」
そういえば、昔読んだ本(題名忘れた)に、若い時、特に20代は
努力 × 時間 → 成長 (成長は努力した時間に比例する)
だと書いてありました。
元博報堂の超売れっ子クリエーターで、作家の中谷彰宏も、同じようなことを言っていました。
もちろんリフレッシュは必要です。
でも、一流人はその中でもしっかり仕事の糧を育んでいるのです。
一流になればなるほど、仕事も趣味みたいになっていくのでしょう。
宮本選手も野球が好きでたまらないと言っていました。
一流になれるかどうか、
それはオフの時間の使い方の差でもある、
と言えるのかもしれませんね。