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ページの閲覧時間を計測する際の注意点

by 山浦 仁 / 2016.10.12

  1. SEO

大学時代の友人のA君から、かなり気合を入れてランディングページを作ったのに、Google アナリティクスを見ても、閲覧時間が全然伸びない!
いろいろと写真を追加したりコピーを修正したりしているけど、改善されない、どうしたら良いか?と相談されました。


あなただったら、これにどう答えますか?


真剣に改善案を回答しますか?

それとも自分で考えろと突き放しますか?


山浦の答えは、、、







「それはしょうがない」です。


■こういう場合は、突き放すべきだとかそういう話ではありません。

技術的にしょうがない話なのです。

Google アナリティクスに限らず、一般的なアクセス解析プログラムがそもそもどのようにページの閲覧時間を計測しているかを理解すれば納得できるはずです。


■例えば、ユーザーがページAを見た後にページBに行ったとすると、Googleアナリティクスは、ページBに着いた時間からページAに着いた時間を差し引いて滞在時間とします。

だから、もしページBが外部サイトだった場合は計測できないんです。

例えば、ユーザーが次のように行動したとします。

 ページAに10秒滞在
  ↓
 ページBに25秒滞在
  ↓
 ページCに15秒滞在
  ↓
(外部サイトへ離脱)


このサイトにユーザーが滞在した時間は、実際は50秒ですよね。

でも、Googleアナリティクスには35秒と記録されてしまうんです。

なぜなら、このユーザーが外部サイトにいつ離脱したのか分からないから、ページCの滞在時間が0秒となってしまうためです。


■ランディングページの場合は、半分以上の人がフォームに辿り着かずに離脱してしまいます。

離脱してしまった人の滞在時間は実際には3秒いた人も10分いた人も等しく“0秒”と記録されてしまう。

ですから、滞在時間が伸びないんです。

フォームに進んだ人だけの滞在時間を抽出するとかはできますが、それはあくまでフォームに進んだ人の滞在時間であって、そのページの平均滞在時間ではありません。


■結局、ランディングページの場合は、滞在時間をKPIにするのはふさわしくないのです。

今だったら、Googleアナリティクスではなく、少し費用はかかりますが、ヒートマップのアクセス解析プログラム等を使った方が、ランディングページ改善に役立つ情報が得られます。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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