黄金比

こんにちは。デザイナーの田中です。

1:1.6
黄金比と呼ばれるそれは、美術や建築だけでなく
人体、自然界、また日常で触れる多くの製品に用いられています。

美しいとされるものの多くは、黄金比を用いた長方形(黄金長方形)やそれに内
接する黄金楕円、黄金三角形が使われており
その中にデザインを収めたり、角度を合わせたり、形に合わせて線を引いたり
またはいくつかの黄金比を用いた形を組み合わせて、比率を統一したりなど
様々な方法で均整のとれたデザインに仕上げられています。

先日、「Balance in design 美しくみせるデザインの原則」という本を読んだのですが、
その中で、
『私が思うに、ほとんど数学的思考だけを頼りに芸術を生み出すことは可能である』
という、芸術家であるマックス・ビルの言葉を引用した一文があります。
デザインと建築においては、直感よりも知識を用いることが多く、
黄金比などを用いた幾何学的な知識が、デザインの過程で不可欠なものであり、
基本だと考えていたようです。
もちろんそれが全てでは無いでしょうが
デザインにおけるバランスの大切さを再認識しました。

この本を読み終えた後、
webデザインの中で黄金比をどのように用いるかを考えてみました。
そのままカラムの幅に黄金比を用いるのはなかなか難しいですが
どこかプライオリティの高い画像の大きさに黄金比を用い、
それを基準にグリッドを引いてもいいと思います。
また、マージンの幅にこの比率を使うというのも、
一見分からないかもしれませんが有効かもしれません。
(上下のマージン1:左右のマージン1.6など)

何を基準にするのか、どこに比率を用いるのか、
様々な組み合わせで、様々なバランスのとり方があると思います。
美しく見えるwebサイトには何かしら法則があると言いますが
そのデザインに合ったバランスのとり方、法則を見つけ出すことが
デザイナーの大事な仕事のひとつだと思います。

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