先週金曜日(6/30)に、東京ビックサイトで開催された「第1回 AI・人工知能EXPO」に行ってきました。
AIの展示会としては初の開催ということもあり、ゲームショーなどのような毎年開催されている大きな展示会ほどブースの数は多く無かったですが、とにかくすごい数の人でした。
もう満員電車のよう。
正月直前のアメ横状態。
でも頑張って一通り回りましたよ。
■さて、肝心の内容ですが、展示でとにかく多かったのが、コールセンターや顧客対応のチャットボットAIでした。
その次に多かったのが、AIを扱っているシステム会社の技術紹介。
恐らく会場の半分ぐらいがチャットボットAIに関する展示だったのではないでしょうか。
もう既にこの分野に関してはレッドオーシャンの様相でした。
確かに誰でも思いつきやすく、技術的にもとっつきやすいサービス分野なのかもしれません。
■最近は、企業のWebサイトを訪問していると、画面下にチャット画面が開くことがありますよね?
チャット接客は、導入してもマンパワーの問題で、なかなかリアルタイムで対応できないということが多いのですが、チャットボットAIを使えば、AIが24時間対応できるようになり成約率向上が期待できそうです。あとは精度の問題でしょうね。
テキスト対応なら簡単なものはいけるかもしれません。ちょっと複雑になると、まだ難しそう。
音声での対応は、まだまだかな。。。
AIと人との会話のデモなんかもやっていましたが、反応が遅いし、定形から外れるとちょっと怪しげだし、まだコールセンターの実務で使えそうな代物ではなさそうです。
苦情電話であのAIが出てきたら、お客さんは間違いなく激怒するでしょう。
でもすぐに進化するのかもしれませんが。
■ユニークなものもありました。
脳波を測定するヘッドセットを付けて、瞑想によって画面に映し出された花を咲かせていくというものです。
詳しい記事がありました
やってみたかったのですが、あまりの人の多さに断念。。。
瞑想には可愛らしいロボットが導いてくれます。
会議の前にやったりすると、オープンマインドの状態で会議に入れるので、前向きな議論ができるようになるとのこと。
いつも前向きな気持ちを保ちたい個人にもウケるかもしれないですね。
■恐らく来年も開催されるであろう第2回は、どのくらいの規模のEXPOになっているのでしょうか。
今回の混み具合をみていたら、2〜3倍になっていても全然おかしくはないと感じました。
