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ページがインデックスされない!?原因と対処法について【2023年版】

2023.07.20 Posted by

ここ2、3年で、Webサイトで新しくページを作成したけど、Googleにインデックスされていない、もしくは一時的にインデックスされたけど、すぐに消えてしまったなどの経験があるWeb担当の方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、そんな方々に向けて、Googleにインデックスされない場合の原因とその対処法などについて解説します。

インデックスされているか再度確認する

まずは、自社のWebサイトがインデックスされているのかについて改めて確認していきましょう。具体的な確認方法としては、「URL検査ツール(Google サーチコンソール)」で確認するのが最も信憑性が高いです。

 

ちなみに、以下の方法は、確認方法としては適しません。

 

【URLやサイト名でGoogle検索を行う】
理由:インデックスされるまで一定期間のタイムラグがあるため

 

【「site:ドメイン名」でGoogle検索する】
理由:対象サイトを絞り込むための検索コマンドのため、インデックスの確認には適さない

 

ちなみに検索順位が著しく低いものが見つかっても、それについてはインデックスされてないわけではないため、特別気にする必要はありません。

Googleにインデックスされない原因

Googleの検索エンジンにインデックスされない原因には、次のようなものがあります。

 

クローラーを意図せず阻害している

まずは、クローラーを意図せずに阻害することで、インデックスされないことが考えられます。

 

【robots.txtでクローラーのアクセス拒否をしてしまっている】
robots.txtとは、クローラーに読み取りを希望するページとそうではないページを指定するファイルのことです。つまり、「このページは読み取りしてほしくない」と記述していると、そのページはインデックスされなくなってしまいます。

 

【noindexが設定されている】
noindexを設定してしまうと、検索結果に表示されることはありません。なぜなら、この設定は検索結果に表示させたくないページに対して行う設定だからです。間違えて設定している場合は、速やかに設定を削除しましょう。

 

【ガイドライン違反でGoogleからペナルティを受けている】
Googleが規定するガイドラインに違反すると、検索結果からの除外や順位低下が発生します。具体的には、自動生成コンテンツの利用やコピーページの作成、価値のないアフィリエイトコンテンツの公開などがガイドライン違反に該当します。

 

【URL正規化の方法が間違っているため】
URL正規化とは、同一コンテンツのページURLをどちらかひとつにまとめることをいいます。たとえば、www.やindex.htmlありなしのURLが存在する場合、これらはコピーページと判定されてペナルティの対象となってしまい、インデックスされない可能性があります。またSEO上でもGoogleからのページの評価が分散してしまうことにもなるのでその意味でも正しく正規化することは必要です。

Googleにインデックスされない場合の対処法

Googleにインデックスされない場合は、次の対処法を試してみましょう。

 

クローラーを意図せず阻害している場合

クローラーを意図せず阻害していた場合は、以下のとおりです。

 

【robots.txtでクローラーのアクセス拒否をしてしまっている場合】
Webサイトの第一階層に存在するrobots.txtを編集すれば設定を解除できます。すべてクロールしても問題ない場合はrobots.txt内の記載を削除し、ディレクトリによって分けたい場合はdisallow(許可しない)とallow(許可する)を使って分類していきます。

 

【noindexが設定されている場合】
noindexが設定されている場合は、head内を編集しましょう。

 

内に存在する
<meta name=”robots” content=”noindex”>
という記述が見つかったら、
<meta name=”robots” content=”all”>や<meta name=”robots” content=””>へ書き換えます。これによって、インデックスが開始されます。

 

ガイドライン違反でGoogleからペナルティを受けている場合

ペナルティの要因は、Googleサーチコンソールの手動による対策の項目でチェックできます。すべての修正が完了したら、ペナルティの解除を依頼しましょう。

 

URL正規化の方法が間違っている場合

基本的には、canonicalタグを使うことで、評価してほしいURLを指定できます。WordPressを使っている場合は、プラグインの「All in One SEO Pack」などを使うことで、自動的にcanonicalタグを利用できるため、非常に便利です。
※ちなみに最近Googleのアナウンスで、別サイトのシンジケーションコンテンツについて、
重複コンテンツの防止方法としてrel=”canonical” タグの使用が非推奨になったので注意しましょう。
参照:https://www.suzukikenichi.com/blog/google-no-longer-recommends-rel-canonical-for-syndicated-content/

Googleにインデックスされやすくするための方法

インデックスされやすくするためには、次の方法が有効です。

 

XMLサイトマップをアップロードする

まずは、XMLサイトマップを作成します。sitemap.xml Editorといった自動作成ツールを使う方法とWordPressのGoogle XML Sitemapsのどちらか都合の良い方法を選んでいただくと簡単にサイトマップを作成できます。

 

【公式】sitemap.xml Editor
http://www.sitemapxml.jp/

 

【公式】Google XML Sitemaps
https://ja.wordpress.org/plugins/google-sitemap-generator/

 

自動作成ツールを使ってXMLサイトマップを作成した場合は、FTPを使ってサイトアップのアップロードを行います。WordPressの場合は、この作業は不要です。

 

ページをクロールされやすいようにする

ページをクロールされやすい状態にするには、次の方法を試しましょう。

 

URL構造の見直し:WebサイトのURL構造をシンプルで理解しやすい形に見直します。階層的な構造を持ち、ユーザーが直感的にナビゲーションできる形式が望ましいです。また、キーワードを含む意味のあるURLを使用することも検討しましょう。

 

内部リンクの最適化:Webサイト内の内部リンクを最適化して、クローラーがすべての重要なページに到達できるようにします。そのため、必要なページへの内部リンクを追加することも有効です。

 

インデックス制御:robots.txtファイルを使用すれば、クローラーのアクセスを制御することができます。不要なページや機密情報が含まれるページを除外し、SEOの評価を高めることが重要です。

まとめ

Webサイトがインデックスされない場合、きっと何か原因があるはずです。その原因を見つける方法や対処法はたくさんありますので、ひとつずつ方法を試してSEOの評価を高めていきましょう。

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