Google検索から一刻も早くページを削除したい!そんな時の方法をご紹介
基本的にWebサイトは、Googleの検索結果はGoogleのロボットがクロールを行い、インデックスされたタイミングで検索結果画面に表示されるようになります。
検索結果画面に出てほしくない時は、あらかじめクロールを拒否するプログラムなどを組み込んでおけば、インデックスを拒否することができるます。
しかしそうした設定を忘れてしまい、意図しないページがGoogle経由で公開されてしまうことも珍しい話しではありません。
一度検索結果に載ってしまったWebサイトを、検索結果画面から消したい!そんな時に役に立つ「Googleの検索結果から自社ページを削除する方法」をご紹介します。
まず確認!
まず検索結果から消したいのか、ウェブ全体から消したいのかを切り分けます。
検索結果から削除してもWebサイト自体が消えるワケではありません。検索結果画面から消したい場合は以下の方法を試してみてください。
検索結果から消す3つの方法
方法は3つあります。
1つはページのHTMLをサーバー上から削除し、sitemap.xmlの再送信する方法です。
ページのHTMLデータをサーバーから削除することで、検索結果から消すことができます。
ただ次回のクロールまでこれが反映されないため、すぐに検索結果から消えるというわけではありません。この処理に加え、サーチコンソールからsitemap.xmlの再送信を行いましょう。
2つ目の方法は、削除したいページへnoindexタグを設置し、sitemap.xmlの再送信を行う方法です。
サーバーからHTMLを削除するのではなく、noindexタグを削除したいページのHTMLファイル内に記述します。
こうすることで、検索エンジンのクロールは行われますが、インデックスはされなくなります。インデックスされなければ検索結果には表示されないので、この方法が有効となるわけです。
ただしサーバー上から削除するのと同じく、次回のクロールまで反映されないため、すぐに検索結果から消えるというわけではありません。
3つ目の方法は、GoogleへURL削除リクエストを送信するというものです。
Googleサーチコンソールへログインし、専用のフォームから削除したいURLを入力、送信することで削除申請が可能です。
この処理を行うには、Google Search Console で確認済みの、サイト所有者である必要があります。代行で行う場合は事前に確認しておくとスムーズです。
サーバーからHTMLファイルを削除したのに、検索結果から消えない場合はこちらを試してみましょう。
Googleアカウントにログインした状態で、下記ページにアクセス。削除申請が可能です。
https://www.google.com/webmasters/tools/removals?pli=1
まとめ
ちなみにGoogleのJohn Mueller 氏は、検索結果からの削除について「noindexタグよりも404(サーバーからページ削除)のほうが若干速い」としています。
なるべく早く検索結果から消したい時の方法は以下の順となります。
- サーバーからページを削除
- sitemap.xmlから対象のURLを削除しサーチコンソールから送信
- GoogleへURL削除リクエストを送信
完全に検索結果から消したい場合は、上記3つを同時に行う形がベストです。
しかし、基本的にはGoogleのロボットに依存するため、「いつまでに消える」のような確定的な方法ではないので注意しましょう。
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