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ロングテールSEOとは?メリットやデメリット・具体的な対策方法も説明

2019.11.26 Posted by

「ロングテールSEOってそもそも何?」
「ロングテールSEOの具体的な方法や手順が知りたい!」

 

今回は、そういった疑問を持っている方へ、ロングテールSEOのメリット・デメリットや、対策の具体的な手順をご紹介します。

 

この記事を読めば、ロングテールSEOの手法に対しての理解が深まり、ロングテールSEOを活用した具体的な対策をホームページで行うことができるようになります。

 

ロングテールSEOとは

ロングテールSEOとは、自社の業務やサービスに関連する様々なキーワードで検索表示させ、より幅広いユーザーを集客できるようにするためのSEOの手法です。

具体的には、2つ以上の単語の組み合わせで構成されるロングテールキーワード(複合キーワード)を狙ったページを作成し、確実にアクセスを積み重ねていきます。

 

例)ロングテールキーワード:「コーヒー豆 種類」「コーヒー豆 保存方法」
  ビッグキーワード:「コーヒー豆」

 

ロングテールキーワードは、主要なキーワードであるビッグキーワードよりも検索される数は少ないですが、競合性が低い傾向があるので検索結果で上位表示が狙いやすいことが多いです。

ロングテールSEOの手法を使ってアクセス数を確実に積み重ねていくことで、結果的に多くのアクセスを集めることが可能になります。

 

ロングテールSEOの重要性

ホームページにおいては、特定の主要なキーワード(ビッグキーワード)からのアクセス数よりも、アクセス数の少ないキーワード(ロングテールキーワード)を積み重ねたアクセス数が上回ることがほとんどです。

1つ1つのロングテールキーワード単体での集客力はビッグキーワードよりも小さいですが、全てのページからのアクセスを合計すると大きな集客力になります。

例えば、「コーヒー豆」と「コーヒー豆 種類」では前者の方が検索数は圧倒的に多いですが、競合性も非常に高く、検索結果で上位表示を狙うのが難しいことが多いです。

一方で、「コーヒー豆 種類」の検索ボリュームは少ないですが、競合性も低いので比較的検索結果で上位表示が狙いやすくなっています。

 

キーワード 月間平均検索ボリューム 競合性
コーヒー豆 49,500 43
コーヒー豆 種類 4,400 7

(※2019年11月計測時点)

 

少ないアクセスを確実に積み上げられるロングテールSEOこそが、安定した集客のための検索エンジン対策の要であると言えます。

 

ロングテールSEOのメリットとデメリット

ロングテールSEOの基本は上記で説明した通りですが、メリットもあればデメリットもあります。

自社のサービスや商品に適した手法なのかどうかを確認してから、実際に対策を行っていくようにしましょう。

 

ロングテールSEOのメリット

ロングテールSEOの具体的なメリットは、以下の通りです。

 

ユーザーのニーズを満たすホームページを作成できる

ロングテールSEOの手法では、自社のサービスに関連するキーワードを中心とした多くのキーワードに関連するページを作成していくことになります。

いくつかの単語を組み合わせたキーワードを狙ってページを作るので、より具体的なテーマに特化したページとなり、ユーザーのニーズにダイレクトに答えられるページとなるのです。

例えば、「SEO」というキーワードを狙ったページでは内容が広範囲に渡るので、ユーザーの知りたい情報がそこまで詳しく説明されていない場合もあります。

一方で、例えば「SEO 内部対策 ツール」というロングテールキーワードを狙ったページでは、SEOで内部対策をする際に使えるツールについてピンポイントな情報を得られるでしょう。

こういった個々の具体的なページがホームページに蓄積されていくので、全体としてユーザーのニーズにしっかり答えられるホームページとなります。

 

長期的に安定したアクセス流入が見込める

ロングテールキーワードを狙ったSEO対策では、長期的に安定したアクセスの流入が見込めます。

なぜなら、ロングテールキーワードは競合のページが比較的少なく、検索結果画面で圏外に飛ばされてしまう可能性は低いからです。

また、多くのコンテンツをホームページに蓄積していくことでアクセスを積み上げていくので、1つのキーワードで順位が落ちたとしても全体としてはそれほどダメージはありません。

競合性の少ないキーワードで上位表示を獲得し、少ないながらも確実にアクセスを積み上げていくことで最終的に安定的なアクセスを集めることができます。

 

ロングテールSEOのデメリット

ロングテールSEOの具体的なデメリットは、以下の通りです。

 

ホームページの管理に手間がかかる

ロングテールSEOの手法では、ホームページの管理に手間がかかってしまうというデメリットがあります。

なぜなら、ホームページに多くのページを作成することで全体として大きなアクセスを集める手法だからです。

例えば、ページごとのリンクが切れていないか、重複したページがないか、個々のページの順位はどれくらいかなど、確認するのは大変な作業でもあります。

そういった点も考慮した上で、ロングテールSEOの手法を取り入れると良いでしょう。

 

SEOの効果が出るまでに時間がかかる

ロングテールSEOの手法でアクセスを集めようとすると、初期段階では結果がなかなか出ず辛抱が必要となります。

なぜなら、1つ1つのページの集客力は小さく、ページ数が増えるまでに時間がかかり、またコンテンツが増えないとホームページ全体の評価が高まらないからです。

ロングテールSEOは即効性のある手法ではないので、なるべく早く成果を出したい場合は、リスティング広告の出稿やコンテンツ作成び外注などの選択肢も考えるとよいでしょう。

 

ロングテールSEO対策の具体的な方法

ロングテールSEOの手法を使って効果的にアクセスを集める具体的な手順は、以下の通りです。

 

メインとなるキーワードの選定

まずは、自社のサービスや商品に関する単語のメインキーワード(ビッグキーワード)を選定します。

例)コーヒー豆を売っている→「コーヒー豆」
  SEOコンサルを行っている→「SEO対策」

最終的にはこのキーワードでも上位表示を取れるようになるのがベストですが、そのためにはロングテールキーワードでアクセスを集めることが欠かせません。

 

ロングテールキーワードの選定

メインとなるキーワードに関連するロングテールキーワードをリストアップしていきます。

ここで大切になるのが、「月間検索数」と「競合性」で、これらのデータを分析するためにはGoogleキーワードプランナーを利用するのが便利です。

Googleキーワードプランナーで「コーヒー豆」というキーワードを調べると、以下のようなロングテールキーワードが抽出されます。

 

キーワード 月間平均検索ボリューム 競合性
美味しい コーヒー 豆 2400 96
銀座 コーヒー 豆 590 3
高級 コーヒー 豆 480 100
コーヒー 豆 値段 390 100
コーヒー 豆 安い 320 100
コーヒー 豆 100g 260 55
バリスタ コーヒー 豆 260 97
安く て 美味しい コーヒー 豆 260 96
コーヒー 豆 生 豆 210 93
コーヒー 豆 価格 210 100
コーヒー 豆 生 210 97
エスプレッソ コーヒー 豆 210 99
コーヒー 豆 作り方 170 4
コーヒー 豆 選び方 170 17
コーヒー 豆 カフェ イン 170 7

(※2019年11月計測時点/一部を抜粋)

 

上記のようなロングテールキーワードの中でも競合性が低く、かつ検索ボリュームの大きいキーワードを狙うことで効率よくアクセスを集めることができます。

 

ロングテールキーワードに沿ったコンテンツの作成

最後に、上記で抽出したロングテールキーワード1つ1つに対して、コンテンツを作成していきます。

キーワードを検索してページを訪れる人は、何らかの悩みや疑問を持っているはずなので、それが解決できるようなページを作成するのが基本です。

例)「化粧水 人気」→お肌のトラブルに効果のある人気の化粧水を知りたい
  「ブログ 書き方」→ブログ初心者なので書き方を1から詳しく教えてほしい

こういったユーザーのニーズに答えることでページの評価が高まり、結果としてホームページ全体の評価につながります。

多くのコンテンツを作成することでアクセスを集めるのですが、1つ1つのコンテンツの質の高さも意識してページを作成していきましょう。

 

まとめ

今回は、ロングテールSEOのメリット・デメリットや、対策の具体的な手順をご紹介しました。

  • ロングテールSEOとは検索数は大きくないが競合性が低く上位表示を狙いやすいキーワードに沿ってコンテンツを作成する手法である
  • ロングテールSEOでは長期的に安定したアクセスが見込めるが、成果が出るまでに時間と手間がかかる
  • 主要なキーワードに関連するロングテールに沿ったページを作成しユーザーのニーズに答えることでホームページ全体の評価が高まる

この記事を参考にして、ロングテールSEOの手法に対しての理解が深め、ロングテールSEOを活用した具体的な対策をホームページで行っていくようにしていきましょう。

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