「読まれる」ホームページを作ろう
現在、多くの企業がホームページを運営しています。このブログを読んでいるあなたは、ウェブマーケティング担当者として会社の上司からその運営を任されているのではないでしょうか?ホームページ運営で満足のいく結果は出せていますか?
もしかしたら、「読まれる」ホームページの作り方がわからず悩んでいらっしゃるかもしれません。今回は、「読まれる」ホームページとはどんなものなのか、どのように作れば良いのかについてご紹介いたします。
目次
離脱するまでの平均的な時間とは?
検索ユーザーがホームページに訪れてから離脱するまでの平均的な時間は、どれくらいかご存知ですか?
実は、インターネットでユーザーがホームページに到達してから離脱するまでの平均的な時間は10秒から20秒程度だと言われています。更に、ユーザーが実際に読んでいるとされるコンテンツはたったの30%です。
検索ユーザーの多くは、長時間滞在するものだと考えていた方にとっては意外な事実だったかもしれません。そもそも、それほど滞在時間が長いのであれば、必ず結果が出ます。結果が出ないということは、ほとんどコンテンツが読まれていないということです。
そのため、コンテンツを作る際は、ホームページのユーザーに、いかに「コンテンツを読んでもらうか」ということを考えることが大切です。
読まれるホームページを考える際のポイント4つ
たとえば、同時期にコンテンツマーケティングを実施した企業でも、アクセスアップが上手くいく企業と、まったくアクセス数が増えない企業が存在します。その明確な違いはなんなのかというと、読まれるための工夫が施されているかどうかです。
ただコンテンツを書いていたら、自動的にアクセスが増えるわけではありません。読まれるホームページを作るために、意図的に工夫が必要だというこということです。
ここでは、今日からできる工夫をいくつかご紹介します。
1. 意味のある「見出し」をつける
まずは、明確で意味のある見出しを作り上げましょう。見出しを決めずに、コンテンツを書き始めるということは、ゴールを想定せずにコンテンツを作成しているに等しいです。
そのような書き方で満足のいくコンテンツが作れるはずがありません。見出しを上から読んだとき、検索ユーザーの抱える問題が見出しの内容だけで解決するくらい、分かりやすいものを作成してください。
最初は、見出しを作成するのに時間がかかるかもしれません。「時間をかけすぎでは?」と思われるかもしれません。しかし、業界トップクラスにわかりやすい意味のある見出しを作り上げるには、それくらい時間をかけることが大切です。
2. アイキャッチ画像なども効果的に使い、目を引く
ウェブマーケティングの仕事をしていると、「アイキャッチや画像は、設置してもしなくても、どちらでもいいですか?」と質問を受けることがあります。どちらでもよいわけがありません。アイキャッチの画像は、必ず設置してください。アイキャッチ画像があるだけで、コンテンツへの集客力が大きく変わります。
「おや!おもしろそうなコンテンツがあるぞ!」と思ってもらえるような、アイキャッチ画像を選んでみましょう。最近は、無料画像でよいものもたくさんありますが、差別化をはかりたいのなら、有料のものをセレクトしても良いでしょう。
3. デザインを整える・スマホ対応をする
もし、ホームページのデザインが数十年前のもので、まったくリニューアルされていないのであれば、すぐにデザインを整えましょう。たとえ数年前に立ち上げたとしても、年々インターネット業界は変化するため、リニューアルしていく必要があります。
特に、スマートフォンでホームページを閲覧した際、コンテンツが最適化されていないのであれば、すぐにスマホ対応のページにレイアウトを変更しましょう。
4. 「SSL対応」で安心感を与える
以前からホームページを運営していたとしても、SSL対応できていない企業は、意外と多いのではないでしょうか?ホームページを開設しただけで、なんら更新が行われていなければ間違いなく、SSL化されていない可能性が高いです。
SSL化していないということは、検索ユーザーの個人情報を流出させているようなものです。近年Googleは個人情報の取扱に対して非常に厳しくなっているため、検索順位にも影響を与える可能性もあります。SSL化は早急に対応しましょう。
最後に
読まれるホームページを作るためには、コンテンツの中身も重要ですが、デザインやセキュリティ面など、コンテンツ以外の部分でも改善できる要素があります。小さなところから一つ一つ改善し、ユーザーにとってより一層「有益なホームページ」であるということをアピールしていきましょう!
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