クラウドソーシングと利用法
ネットビジネスの新しい業務形態として注目を浴びている「クラウドソーシング」。企業などが、クラウドソーシングサービスサイトを通じて、全国の不特定多数のフリーランスで働く人に業務を依頼できることから、ネットサービス業者を中心に急速に広まってきています。
現在、クラウドソーシングサービスとして有名なのが「ランサーズ」や「クラウドワークス」です。
クラウドソーシングは、商品のデザイン、画像加工処理などのビジュアル分野から翻訳、原稿執筆などのライティング分野まで、幅広く対応しており、今後もさらに分野が広がっていくと思われます。
企業の自社サイトで業務内容と受発注条件などが掲示され、それを見たフリーのクリエーターやプログラマーなどがネットを通じて応募するという流れになっています。
発注者と受注者との関係は雇用契約ではなく「請負契約」なので人件費の削減になるだけでなく、デザインなどはコンペ形式で募ることもできるので、それがクオリティの保証にもなっています。
しかし、取引を開始する際に秘密保持契約を結ぶような一般的なアウトソーシングとは違い、情報漏洩などのリスクがあることは考慮しなければなりません。また、クオリティ維持の面でも、クラウドソーシングを導入するのであれば、発注先との折衝を無難にこなせる能力を持った専任の担当者を配置したいところです。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2025.03.21
ホームページ担当者なら気をつけたい!画像の著作権侵害とライセンス証明
2025.03.14
お問い合わせフォームからのスパムメールが多すぎる?企業が今すぐできる対策
2025.02.20