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AI画像生成とは?驚きの進化と話題のサービスを紹介

2023.03.16 Posted by

現在、AI画像生成の技術は、飛躍的に向上しており、キーワードを入れるだけで、高精度な独自画像を作成できるまでになっています。また、それらのAIの技術は、ライティングやチャット、音楽、動画作成などに利用されており、人間の創作の在り方が見直されつつあります。

 

そこで今回は、AI画像生成の技術とはいったいどのようなものなのか、驚きの進化と話題のサービスについて解説していきます。

AI画像生成とは

まずは、AI画像生成の概要についてご説明します。

AI画像生成とは

AI画像生成とは、AIのIT技術を使って画像を生成することをいいます。サービスの利用方法は非常に簡単で、どのような画像を作成したいのかキーワードを記載し、作成された絵を見て、新たなキーワードを入れることで、自分のイメージに近い画像を作成できます。

 

画像生成に必要な時間は10秒ほどです。実際に、AI画像生成サービスを使ってみたい方は、Stable Diffusionなどのサービスを利用してみましょう。

AI画像生成の仕組み

AI画像生成の仕組みについて簡単にご説明します。例えばStable Diffusionには拡張モデルと呼ばれる機能があります。拡張モデルとは、ノイズ画像から少しずつノイズを取り除き、綺麗な画像を生成していく機能のことです。

 

わかりやすくいうと、新しい独自の画像を作成するために、最初に画像にノイズを入れていくということです。その後、逆拡散過程によって、そのノイズを取り除いていきます。この過程によって、独自のAI画像が作成されています。

AI画像生成のサービスを紹介

AI画像生成サービスの技術は発展しており、どんどんクオリティが上がっています。現在、実用レベルのサービスは基本的に海外のものが多く、機械学習が進んでいく中で一部日本語に対応したサービスもあります。現状は基本的に無料で利用できますが、時間の経過とともに有料のものが増えていくでしょう。次に、おすすめのAI画像生成サービスをご紹介します。

Stable Diffusion

AI画像生成サービスの中でも、もっとも有名なのがStable Diffusionというサービスです。Stable Diffusionは、画像のイメージをキーワードで入れることで、AI画像生成ができます。
Stable Diffusion は、Webアプリケーション上のサービスを使って動かします。たとえば、Hugging Faceを使えば、だれでも簡単に画像作成ができます。下記の公式サイトにアクセスします。

 

Hugging Face
https://huggingface.co/spaces/stabilityai/stable-diffusion

 


Stable Diffusion 2.1 Demoのページが開きますので、何かキーワードを入れてみます。そして、右側のボタンで画像生成ができます。今回は、自然というキーワードを入れてみました。すると、美しい自然の独自画像が生成されています。

Japanese Stable Diffusion

Japanese Stable Diffusionは、rinna株式会社によって公開されたStable Diffusionの日本語版です。Stable Diffusionは、キーワードの設定が英語でしたが、こちらなら日本語で設定できます。

 

実際に、こちらの日本語版を使っている方もいますが、出力される画像がWebサイトに掲載できるほどクオリティが高くありません。そのため、英語版のStable Diffusionの利用をおすすめします。

Midjourney

Midjourneyは、自分が描いてほしい絵のイメージを文章や単語で入れるだけで、AI画像生成ができます。日本語版はなく英語版限定のサービスで25回までは無料で利用できますが、商標利用については月10ドルの支払いが必要なため、Webサイトへ掲載する際など扱いには注意が必要です。

 

アカウント作成後ログインし、画面左の「newbies-〇」の項目をクリックします。そして、NEWCOMER ROOMSへアクセスし、メッセージが表示されたら、/imagineと入れます。

 

「prompt」と表示されるため、そこに作成したい画像イメージを英語で入れれば画像作成ができます。

AI画像生成の今後について

技術の進化で驚きの進化を遂げているAI画像生成ですが、次のような問題があります。

AI画像生成と著作権についての問題

まず、アメリカでは機械生成された画像には、著作物への著作権保護を認めていません。しかし、漫画のようにセリフが入っており、人間の関与があったことが分かる場合は、著作権が認められるとのことです。

 

一方で、日本において法的には、AIが自動生成した画像には著作権は発生しないとしています。しかし、今後は法整備が行われていく可能性が高く、慎重になっておくべきといえるでしょう。

絵描きの仕事が奪われる?

AIで絵描きの仕事が奪われるのかについては、すべて奪われることはないと思っています。なぜなら、絵は我々人間が内に秘めるものを表現する方法の一つで、AIがすべての感情を言語化することは簡単ではないからです。

 

言語化できないものをAIは生成できません。また、AIではその場の空気感や音の雰囲気を細かく人間のように表現できないため、絵描きの仕事が完全に奪われるということはしばらく起こらないでしょう。

Webサイト制作へ今後どんな影響がありそう?

今後さらにAI画像生成の技術が進化すると、Webサイト制作の過程にも影響が出てくるといえるでしょう。
例えば、デザイナーがイラスト、画像を作成する時に、ストックサイトから探して自分で作成をする前に、まずAI画像生成で何パターンかイメージを作成しそれを基にデザインを進めて行くことで、大幅に作業効率がアップするなどが考えられるでしょう。

 

また、ノーコードツールと組み合わせることで、デザイン、コーディングなど専門知識が少ない人でも、クオリティの高いWebサイトが作れるようにもなるかもしれません。

まとめ

AI画像生成は、新しいサービスなので使ってみると楽しいです。今のところは、自分に思いつかなかった絵描きのアイデアを見つけるため、イメージしている画像がなかなか見つからない時のヒントを探すサービスとして向き合うのが、ベストな関係性といえるのではないでしょうか。

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