ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

googleキーワードプランナーの仕様変更

2016.10.13

もう1ヶ月以上前のことですが、googleのキーワードプランナーに使用変更がありました。このメルマガできちんととりあげていなかったので、書いておこうと思います。

■変更点は、次の2点です。

  1. 月間平均検索ボリュームがざっくりした表示になった
  2. 年間の検索ボリュームの傾向グラフが表示されなくなった

但し、この変更、広告を出稿していないアカウントだけです。
広告を出稿しているアカウントは、以前通りに表示されています。

実際に、どのように違いがあるのかこちら↓に画面キャプチャを用意しました。

<変更前>
googlekeywordプランナー画面変更前

<変更後>
googlekeywordプランナー画面変更後

画面上部の年間の傾向グラフが無くなり、月間平均検索ボリュームの表示がホームページ 制作 22,200 ではなく、ホームページ 制作 1万〜10万  というざっくりとした表示になっています。

■年間の検索ボリュームの傾向グラフについては、googleトレンドを使えば把握できるので、大きな問題はありません。

↓ googleトレンド
https://www.google.co.jp/trends/

やはり、問題は、検索ボリュームがざっくりしか分からなくなったことです。

私がさらに嫌だなと思ったのが、月間平均検索ボリュームの多い順にソートした時に、並び順が広告出稿無しの場合と広告出稿有りの場合で異なる点です。

↓検索ボリュームソート後<変更前>
googleキーワードプランナー検索ボリュームソート後<変更前>

↓検索ボリュームソート後<変更後>
googleキーワードプランナー検索ボリュームソート後<変更後>

並び順が違いますよね?

SEOでキーワードを選定する場合は、凄く正確な数値が必要というよりは、どんなキーワード群があって、その中でどのキーワードが人気なのかを知りたいので、ざっくりとした数値でも構いません。

ただ、同じボリューム枠の中に、狙いたいキーワードの候補が2つ以上あって、どちらか絞りたい時に困りますよね。

例えば、上の一覧の中で「無料サイト」と「無料ホームページ」どちらのキーワードを狙おうか決めたい時、本当は「無料ホームページ」が8,100件、「無料サイト」が1,900件ですが、<広告出稿無しの場合>の方だとどちらの方が検索ボリュームが多いか分かりません。
さらにタチの悪いことに、「無料サイト」の方が上に出ていて、こちらの方が検索ボリュームが多い印象さえあります。

■その場合は、もう一手間かける必要があります。

別のツールを使って、どちらの検索数が多いかを調べるのですが、私が現在オススメするのが「 aramakijake 」というツールです。

↓ aramakijake
http://aramakijake.jp/

使い方は簡単で、キーワードのところに検索ボリュームを調べたいキーワードを入れるだけです。
googleだけでなくYahoo!の予想検索数も出してくれます。

もっと、こっちのツールの方が使いやすい!などの情報があればぜひ教えてください。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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