ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

裏道SEOの末路

2016.11.09

昨日、全日本SEO協会のSEOカンファレンスに参加してきました。

SEO協会に所属する認定コンサルタントや企業担当者が集まって、最近のSEOの動向や、お困り事などをシェアする場です。(私は全日本SEO協会の 認定コンサルタントになっています)

■そこで、とある企業の話になりました。

その企業は、今までコツコツと衛星サイト(別名サテライトサイト)を作り続けてきて、自社サイトは結構良いキーワードで、ずっと上位表示されていたのだそうです。

その数、なんと500サイト。

それにも関わらず、その企業は9月に行われたペンギンアップデート※で順位がかなり下がってしまったようです。

※ペンギンアップデートとは、不正リンクを取り締まるアップデートのこと

これだけの数のサイトを作る労力は大変なものでしょう。

ドメインやサーバの維持費用もバカになりません。

本当にこのやり方を信じて今まで頑張ってきたんだろうなと思うと、気の毒としか言いようがありません。

■確かに今でも被リンクは効果があります。

ただ、昨日のカンファレンスで話合われたのは、そもそも“サテライト”とか”衛星”という考え方が、もう駄目なんじゃないかということでした。

基本的にGoogleのアップデートは全て“よりユーザーの役に立つ”ために行われます。
    ↑ ↑ ↑
  (これすごく重要)

もし今回のアップデートで大丈夫だったとしても、“ユーザーのため”にならない施策は、早晩、「無効」や「ペナルティ」になる可能性をはらんでいます。

もし衛星サイトのようなことをやるなら、本当にユーザーの役に立つ、言わば専門サイトを立ち上げるぐらいの気持ちが必要なんじゃないか、そんな意見が多かったです。

■裏道のようなSEOは、どんどん道が閉ざされていっています。

結局、衛星サイト的なことをやるにしろ自社サイト一本でやるにしろ、コンテンツ発信力を高めるということからは逃れられない、ということのようです。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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