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リニューアルしたら検索順位が圏外に!? リニューアルの際に最も気を付けたい3つのSEO対策

2017.05.26 Posted by

staff5344サイトリニューアルをしたら、検索順位がリニューアル前よりも落ちてしまった。
あるいは、自然検索からの流入が減ってしまった。
「おい!わが社のWebサイトが検索しても出てこなくなったぞ!どうしてくれるんだ!」とクライアントからおしかりを受けた経験のあるウェブ担当者さんも少なくないはずです。
そういった事が起きてからでは遅いので、サイトリニューアルを進める際にはSEO対策も同時にプロジェクトに組み込んで、キッチリ対策を行っていきましょう!

サイトリニューアルのマイナス面

サイトニューアルを行うと、ページのURLやページ毎の文字数が変わったり、サイトマップの精査によって今まであったページがなくなったり、SEOに大きく関わる変更や修正がなされることが多くなります。実は些細な変更であってもSEO上はデリケートなものである場合が多く、サイトリニューアルの際は要点を抑え、適切な処理をしていかないといけません。
せっかくいままでコツコツと積み上げてきたSEOが、すべて台無しになってしまうこともありますから…。

リニューアル時にやっておきたいSEO対策

SEOの観点から言えば、リニューアル時にやっておきたいSEO対策はたくさんあります。
今回はクリティカルな重要ポイントのみを絞って3つ紹介してみましょう。

一つ目

「変更になったURLはくまなくリダイレクトを行うこと」
会社情報のページが/company/から/about/に変更なったなど、リニューアルに伴いURLが変わる場合が少なからずあります。
変更されたURLは
「旧URLはこの新しいURLになりました。」
とGoogleに知らせないといけません。この作業をリダイレクトと呼びます。
リダイレクトについては過去の記事で紹介していますので下記を参照してください。
「 .htaccess、php、metaタグ 301リダイレクトのそれぞれのメリット・デメリットとは?」

リダイレクトをしない場合、過去の/company/ページは削除され、単純に会社概要がWebサイトから削除されたものとGoogleは認識します。
社名+会社概要などで検索しても引っかかってこないので、アクセス上位だったページがリダイレクトされていないと大きなダメージになります。
ちなみにリダイレクトさせる際は、基本的にリダイレクト元とリダイレクト先が同じコンテンツのページでなくてはなりません。
面倒くさいので全部トップページにリダイレクトしちゃえ、
えい!やぁ!
なんて適当なことをやっていると、後で地獄を見ることに…。

二つ目

「Googleウェブマスターツールの登録がしっかりされているか?」
基本的にウェブマスターツールに登録がされていないと、Googleにインデックスされません。
たとえリニューアル前に登録済みだったとしても、専用のタグがリューアルされたWebサイト内に埋め込まれていないと機能しませんから、タグが引き継がれているか確認が必要になります。
コーディングの際にすっぽり抜けていた、なんてこともあり得ます。
またウェブマスターツールの画面上でタグが引き継がれているかどうか、リニューアル後しばらくは注視しておくとよいでしょう。

最悪の場合、Webサイトの所有権が確認できないWebサイトとして認識され、一切検索に引っかからなくなってしまう場合もあります。

三つ目

「XMLサイトマップはしっかり更新されているか?」
XMLサイトマップとはGoogleなどのクローラーに向けて用意する、いわばサイト内URLの一覧のようなものです。
訪問者向けのサイトマップページとは別のもので、クローラーはこのXMLサイトマップをもとに、Webサイト内のページをインデックスしに行きます。(XMLサイトマップがないとインデックスしに行かない。というわけではありません。あるとクローラーが参照しスムーズなクローリング可能となる。というものです。)
サイトマップが古いままの場合、リニューアル後、存在しなくなったURLに対してもクローラーがアクセスするようになり、これをエラーとして認識、最終的にはWebサイトの低評価に繋がってしまう可能性があります。
また、このXMLサイトマップを正しく更新することで、リニューアルによって新しくできたURLをクローラーにいち早く認知させることが可能です。XMLサイトマップは欠かさず更新しましょう。

まとめ

リニューアル時にはガラッと内容を一新し、古い物はダンシャリだぁ!なんて考えで計画を進める方もたまにいらっしゃいますが、大幅にコンテンツを削ってしまうのは危険です。
クローラーはテキストやHTMLソースの内容を評価しているので、もしかしたら削除したテキストの中に、好評価のコンテンツが紛れ込んでいるかもしれませんから…

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