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Webデザインで気をつけたいSEOのポイント4つ

2023.08.03 Posted by

Webサイトを運営していると「デザインの魅力的なWebサイトであれば、検索エンジンの評価も高いの?」という疑問をもったことがあるでしょう。しかし、多くのSEOコラムでは、コンテンツの作成方法が主流となっており、デザインとSEOの関係性について記載しているものは少ないです。

 

ということは、デザインとSEOは無関係なのでしょうか。今回は、デザインとSEOの関係性やWebデザインで気をつけたいSEOの4つのポイントについて解説していきます。

デザインとSEOは無関係?

SEOに影響を与えるのは、Webサイトの内容(ディレクトリ構造・テキスト・キーワード)とマークアップ方法だけなのでしょうか。そんなことはありません。デザインのマイナスは、間違いなくSEOにおいて悪影響をもたらします。

 

たとえば、非常に見づらいWebサイトがあったとします。あなたは、長時間閲覧を続けるでしょうか?すぐに離脱してしまうでしょう。すると、Webサイトのパフォーマンスは次第に低下してしまいます。そのため、デザインフェーズにおいてもSEOへの影響について常に考えておくことをおすすめします。
また、検索エンジンのクローラーがサイトを巡回しやすいようなデザインになっていることも非常に重要です。

ポイント1:ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすいデザインにする

Webサイトの使いやすさを表すユーザビリティは、滞在時間や直帰率に影響するのはもちろん、SEOにも影響を与えます。たとえば、見出しを適切に設定することは、文章の読みやすさの向上につながります。

 

また、ナビゲーションを設置しているとWebサイトのコンテンツを全体的に把握しやすくなるため、ユーザーは求めている情報がどこにあるのか見つけやすくなります。主要なコンテンツやサイト内リンクをわかりやすく配置することは、ユーザーが必要なページにスムーズに移動できるようになることはもちろん、検索エンジンのクローラビリティを向上させる効果も期待できます。

ポイント2:モバイルフレンドリーにする

モバイルフレンドリーなデザインを実現することは、ユーザビリティを向上させるだけでなく、SEO対策にも役立ちます。

 

ユーザビリティにおいては、スマートフォンの画面はパソコンよりも小さいため、読みやすいフォントサイズを設定することが重要です。小さすぎるフォントは読みづらくなりますので、ユーザーが快適にサイトを閲覧できるように適切なフォントサイズを選びましょう。
また、スマートフォンの画面上でボタンをタップする際、指の大きさを考慮してタップしやすいサイズのボタンを設計しましょう。適切なボタンサイズと間隔を設けることで、ユーザーがボタンを誤ってタップすることを防ぎ、操作性を向上させます。

 

Googleはスマホサイトをスマートフォン用のクローラーで巡回しモバイルでのアクセスのしやすさやコンテンツの内容を評価し、検索結果に反映させています。
このMFI(モバイルファーストインデックス)は2016年にGoogleが提唱しました。以前はパソコンのサイトのみが評価対象とされていましたが、MFI移行後はスマートフォンで表示されるサイトの評価が検索結果のランキングに反映されるようになりました。
詳細な評価項目についてはGoogle検索セントラルのページで明示されているので、その基準に則ったデザインにすることが必須といえるでしょう。
参考:https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/mobile/mobile-sites-mobile-first-indexing?hl=ja

ポイント3:表示速度はできるだけ早く

表示速度を向上させるためには、データ容量の大きい画像を避けることが重要です。必要最小限の画像サイズに圧縮し、適切な画像フォーマットを選択します。もし、画像を設置する場合は、次世代フォーマットでの画像の配信を検討しましょう。次世代フォーマットについては、過去の記事をご参照ください。

 

「次世代フォーマットでの画像の配信」ってどうすればいいの?
https://www.weblab.co.jp/blog/staff/design/8642.html

 

なお、表示速度の観点からも、検索エンジンフレンドリーの観点からも、テキストを画像で表示することは避けるべきです。テキストは検索エンジンにとって重要な情報であり、画像ではその情報を正確に解釈できないため注意しましょう。

ポイント4:パンくずリストを設置する

ビジュアル的に必要ないと思ったからといってパンくずリストを設置しないのはNGです。パンくずリストは、ユーザーにとってWebサイト内での現在地を視覚的に表す道標として役立つからです。

 

また、クローラビリティの観点でもパンくずリストは重要です。クローラーはパンくずリストがあることによってサイトの階層構造を理解しやすくなり、適切にサイトがインデックスされることにつながります。

まとめ

ユーザーファーストなデザインは、Webサイト内のコンテンツを閲覧しやすく、必要としている情報を簡単に見つけることができます。そして、使いやすく魅力的なコンテンツが提供されているサイトは、ユーザーが自発的に共有し、他のWebサイトからの被リンクが得られやすいのはもちろん、SEOのランキングにプラスの影響を与えます。
ユーザーファーストなデザインは、ユーザーの必要性と期待を満たすだけでなく、検索エンジンのクローラビリティも向上する効果があるため、ユーザビリティとSEOの双方に焦点を当てたデザインアプローチは、Webサイトへの集客において必要不可欠な視点といえるでしょう。

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