URL正規化タグ 「canonical」属性
最も身近な例としては「www」の有無、その他、動的URLで生成されるページに.htaccessを設定し、静的URLでも表示可能にしている場合、また、URLがトラッキング用のパラメータを含んでいる場合等が挙げられます。
例)
http://www.example.com/products/detail.php?product_id=01
http://www.example.com/products/detail01.html
http://example.com/products/detail.php?product_id=01
http://example.com/products/detail01.html
↑上記URLで全て同内容のページが表示される
検索エンジンは重複したURLを全て巡回した上で最も適したURLを選択しますが、管理者の意図通りのURLを選択してくれるとは限りません。
そんな時、このcanonical属性を記述することで、管理者から検索エンジンに対して、適切なURLを通知することができます。
このタグは、同一ドメイン内でのみ有効で、title要素やmeta要素のkeywords、description属性と同じく、HTMLのhead要素内に置かれます。
<link rel=”canonical” href=”http://www.example.com/products/detail01.html” />
上記のように、管理者がインデックスさせたいURLを指定することで、検索エンジンに重複するコンテンツの中から登録すべきページを伝えることができるようになります。
現時点では、Googleのみ検索エンジンへの対応が完了、Yahoo!、MSNは数ヶ月以内に対応というアナウンスが出ています。
まだ登場して間もないタグですので、有効な使用方法、使用上の注意点など、新しい情報がまとまり次第、続報として紹介したいと思います。
■参考サイト
http://info.search.yahoo.co.jp/archives/003036.php
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/03/05/5112
http://www.sem-r.com/09/20090213153711.html
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