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チャットAIとは?ChatGPT以外にも種類がある?

2023.04.20 Posted by

チャットAIは、たった数年で地球の未来を変えるとまでいわれています。人間の生き方はもちろん、仕事の仕方、コミュニケーションなど、ありとあらゆるものが、チャットAIの登場によって変わりつつあります。

 

しかし、チャットAIという言葉をWebサイト上で最近よく見るけれど実際どんなもの?という方も多いでしょう。また、チャットAIといっても、たくさんの種類があって、それぞれどのような違いがあるのか知っておきたいという方も多いはずです。

 

そこで今回は、チャットAIとはいったいどのようなものなのか、代表的な種類の特徴やITツール到来によって近づく未来の暮らしについてわかりやすく解説していきます。

チャットAIとは

チャットAIとは、自然言語処理という人間の言語を機械学習して、その内容を抽出する技術や機械学習技術を使用して、人工知能を実現するための技術のことです。主にチャットボットやバーチャルアシスタントとして使用されており、「対話型のチャットAI」や「チャットボット」など、多様な種類が存在します。

 

チャットAIは、ユーザーとの自然な対話を通じて、問題解決や情報提供などの様々なタスクを実行できます。また、テキストベースのチャットボットだけでなく、音声認識技術や音声合成技術を組み合わせることにより、音声ベースのバーチャルアシスタントにも応用できます。

 

「対話型のチャットAI」と「チャットボット」は、いくつか類似している点がありますが、大きな違いがあります。たとえば、対話型のチャットAIは、自然言語処理を使用し、内容を学習してより自然な返答とすることができますが、チャットボットは通常はプログラムされた応答に従って動作するため、学習能力を持たないことが多いです。

 

他にも、対話型のチャットAIは、主に自然な対話を通じて、ユーザーの問題や要求に対応することを目的としていますが、チャットボットは、主に特定のタスクや目的を達成するために使用されます。

チャットAIの種類~ChatGPT以外にもGoogleやMicrosoftも開発している

チャットAIは、ChatGPT以外にも、さまざまな企業が開発を行っています。次に、代表的なチャットAIの種類についてご説明します。

ChatGPTについて

チャットAIといえば、ChatGPTといわれるほど、現在もっとも知名度のサービスとなっています。他のサービスは、ChatGPTを主軸にしているものが多く、話題性や技術面でも頭一つ抜けています。

 

ChatGPTは、OpenAIと呼ばれる会社が開発したチャットボットで、膨大な量のテキストデータを学習することにより、自然な対話を生成できます。ChatGPTは、文章の文脈を理解し、自然な表現で応答することを得意としており、さまざまなタスクに対応できます。ChatGPTが実現可能なタスクをいくつかご紹介します。

 

  • カスタマーサポート:ユーザーの問い合わせやサポートリクエストに対応することができる
  • 情報提供:質問応答形式で、特定のトピックに関する情報を提供できる
  • パーソナルアシスタント:時間管理やタスク管理などの個人的なタスクに対応できる
  • オンラインショッピング:商品に関する質問や在庫管理に対応できる
  • エンターテイメント:子供へ聞かせる昔話を自動作成できる
  • 教育:学習支援や課題解答支援などの教育に関するタスクに対応できる

 

GoogleのAI:Google Bardについて

Googleが開発した、音楽や詩を含む多様な文章を生成する自然言語処理技術の一種です。Google Bardは、人間の詩人や作曲家が作成した作品を元に、機械学習モデルを使用して自然な文章や楽曲を生成できます。

Google Bardは、事前にプログラムされたルールに基づいて、生成された文章の品質を向上させるために、音楽理論や詩の規則などの専門的な知識を利用しています。そのため、Google Bardは特定の話題について正確な情報を提供することができるという強みがある一方で、多様な話題に対応することができるChatGPTに比べ、自然な対話や文章生成能力はやや限定されています。

MicrosoftのAIについて

Microsoftでは、BingにAI機能が搭載されています。ChatGPTとの大きな違いは、情報の参照元が数字で表示されていることです。ChatGPTは、自然な文章を作成できますが、その情報が真実なのかは調べてみないとわかりません。

 

しかし、Bingなら文章を作成する際に、もととなった参照元のサイトが表示されるため、真実なのか気になる場合は、すぐに確認できます。

チャットAIで到来する新しい地球の未来とは?

実際に、チャットAIが到来することで、次のように世界は変わっていくといわれています。

Googleを脅かす?チャットAIは検索エンジンに代わるか

GoogleがChatGPTの発表を受けて、コードレッド(緊急事態を社内アナウンス)を行い、Google Bardの開発に注力しています。つまり、ChatGPTは検索エンジンが発明された時のように、私たちの日常を根底から変える力をもっている存在として認識しているということです。

 

現在は、間違った情報でも、真実のように説明してしまう欠点はありますが、今後学習レベルが高くなれば、そういった間違いは起きづらくなるでしょう。そのため、検索するよりも、ChatGPTに聞いたほうが早いという時代がくる可能性が高いです。

ライティングなど人間にしかできないと思われている職種への影響は?

機械学習によりデータが蓄積していく中で、チャットAIの会話(返答文)も違和感が無くなっていきています。つまり、将来的には完全にWebサイト上で人間が書いた文章(もしくはそれ以上のクオリティ)と同レベルになる可能性があります。

 

従来「人間にしかこなせないと考えられていた職種」についても、2年もすればほとんど置き換えられる可能性も高いといわれているため、AIとの向き合い方について、模索していく必要があります。

Webサイト制作や、SEOなどに活かせるか?

チャットAIは「情報の確実性を担保すること」をはじめ、現時点では実務に活用できるシーンが多いとはいえないですが、今後技術が進歩していく中で、Webサイト制作時にSEO、ライティングを絡めて活用できる可能性は十分に高いでしょう。
ただ文章を書くだけでなく、例えば「キーワードの割合」を指定したり、「タイトルや見出しの作成」も含めてその活用の幅もますます上がることも予想されます。
また、Stable Diffusionなどの「AI画像生成サービス」と絡めれば、人間がほとんど手を動かすことなく、SEO対策もある程度可能なWebサイトが制作できるようにすらなるかもしれません。

まとめ

技術の進歩で私たちが想像していたよりもずっと早く「AIを使った近未来」はすぐそこに訪れそうです。そうなればWebサイト制作に留まらず、検索エンジンの必要性そのものが覆り、「SEOが不要になる時代」が来ても不思議ではありません。
Webサイト制作にかかわる人間として、チャットAIの動向にはキャッチアップしていきたいです。

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