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オウンドメディアって何?事例とポイントをご紹介

2020.12.17 Posted by

インターネットの普及が進み、Webマーケティングの重要性が叫ばれる中、「オウンドメディア」を運営する企業が増えています。最近「オウンドメディア」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか?

しかし、

  • 「オウンドメディアって何?」
  • 「名前は聞いたことがあるけれど、何を示すものなのか分からない」
  • 「具体的にどのようなメリットがあるの?」

という方も多いでしょう。

そこで今回は、初心者向けに「オウンドメディア」とは何か解説していきます。事例やポイントも紹介していますので、Webマーケティング担当者の方や、ホームページ運用を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、広義では「自社で保有するメディア」を意味します。そのため、企業ホームページ、会社案内パンフレット、SNSアカウントなど、自社で保有する全てのメディアを指します。

一方、狭義では「企業で運営・情報発信するブログやウェブマガジン」を意味します。日本におけるWebマーケティングでは、狭義の意味で使われることが多いです。

スマートフォンやSNSの普及により、知りたい情報はいつでも手に入る時代になりました。ユーザーの消費行動も変化し、企業が一方的に商品を売り込むような広告は、もはや意味を成さなくなっています。

そこで注目されているのが、独自の情報を発信する自社メディア、つまりオウンドメディアです。ユーザーが求める情報を発信していくことで、リード顧客との接点を作ったり、関係を強化したりすることが可能になります。そのため、オウンドメディアは、「ユーザーとのコミュニケーションツール」だと捉えることもできるでしょう。

トリプルメディアとは

「トリプルメディア」という言葉をご存知でしょうか?

トリプルメディアとは、オウンドメディアを含む3種類のWebメディアの総称です。具体的には、以下の3種類です。

  • オウンドメディア(自社で運営・情報発信するメディア)
  • ペイドメディア(費用を支払って出稿するメディア。CMやインターネット広告など)
  • アーンドメディア(信頼を獲得することを目的としたメディア。口コミサイトやSNSなど)

それぞれの特徴は、以下の通りです。

オウンドメディア
自由度が高いというメリットはあるが、短期的な集客効果は低い。

ペイドメディア
短期的な集客効果がある一方で、ユーザーとの直接的なコミュニケーションには不向き。

アーンドメディア
ユーザーとのコミュニケーションは取りやすいが、第三者が運営するメディアのため、企業がコントロールできる範囲は少ない

トリプルメディアは、それぞれ役割を補完し合っています。ゆえに、それぞれの特徴を理解した上で、適切に使い分けることが大切です。

オウンドメディアの活用事例

続いて、オウンドメディアの活用事例を紹介します。

「ボーグル」(株式会社ベネフィット・ワン)

「ボーグル」(株式会社ベネフィット・ワン)

まず紹介するのは、株式会社ベネフィット・ワンが運営する「ボーグル」というオウンドメディアです。

https://bowgl.com/

株式会社ベネフィット・ワンは、企業の福利厚生サービスを展開している企業です。広告のコストパフォーマンスが落ちてきたため、リード顧客の獲得方法をオウンドメディアに移行したい、という狙いで「ボーグル」が運用され始めました。

「ボーグル」では、働き方改革の成功事例や、福利厚生サービスの導入事例を発信しています。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、効率よく、リード顧客の獲得を実現しています。

「OnLINE」(LINE株式会社)

「OnLINE」(LINE株式会社)

「OnLINE」では、自社の成功体験や失敗体験をオープンに発信しています。ユーザーに自社のイメージを掴んでもらうために、社内で行われている最新の取り組みや、従業員のワークスタイルなどを伝えています。

職場の雰囲気も分かるため、採用ブランディングにも大きく貢献しているオウンドメディアだと言えるでしょう。

オウンドメディアを運用するメリット

オウンドメディアの運用には、以下のようなメリットがあります。

  • 集客効果
  • ブランディング効果
  • 広告費の削減

集客効果

集客効果

オウンドメディアには「集客効果」があります。

自社に関連のあるテーマで継続的に情報発信を行い、有益なコンテンツが増えれば増えるほど、ユーザーとの接触機会も増えていきます。

自社オウンドメディアに訪れてくれたユーザーは、そのテーマに関心のあるユーザーなので、自社商品やサービスにも関心を持ってくれる可能性が高いです。

つまり、オウンドメディアには、「自社にとっての潜在顧客や見込み顧客を集めてくれる」効果があるのです。

ブランディング効果

ブランディング効果

オウンドメディアには「ブランディング効果」もあります。

専門性の高いコンテンツを継続発信すると、自社オウンドメディアに繰り返し訪問してくれるユーザーも増えていくでしょう。次第に「このオウンドメディアを運営している企業はこの分野の専門家だ」と、多くのユーザーが認識するようになり、ブランド構築が進みます。

また、コンテンツを通して自社の想いや価値観を伝えることで、「自社のファン」を増やすことができます。

広告費の削減

広告費の削減

皆さんの企業は、広告依存になっていないでしょうか?

もちろん広告にも多くのメリットはありますが、その効果は短期的なので、広告だけに依存するのは良くないです。オウンドメディアを活用すれば、ユーザーにアプローチする別の方法を確保でき、広告費の削減にもつながります。

オウンドメディアを運用する上でのポイント

最後に、オウンドメディアを運用する上でのポイントを紹介します。

長期的な視点で運用する

オウンドメディアは、コンテンツ蓄積型のWebメディアです。そのため、運用を開始してすぐに効果が出るものではありません。

設定した目標に向かって、長期的な視点で運用することが大切です。

軸をずらさない

オウンドメディアを立ち上げる際、メディア全体のテーマやターゲット像などを、細かく設定してください。そして、一度決めた軸はなるべく崩さないようにしましょう。

オウンドメディアのコンテンツは、ただ単に量を増やせばいいわけではありません。自社メディアのテーマから脱線したコンテンツや、関連性の低いコンテンツは、むしろマイナス評価につながるので注意してください。

まとめ

初心者向けに、「オウンドメディア」とは何か簡単に解説しました。オウンドメディアを効果的に運用すれば、リード顧客との接点を作ったり、関係を強化したりすることが可能です。

ぜひ皆さんも、当記事を参考にしながら、オウンドメディアの運用にチャレンジしてみてください。

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