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【Webデザイントレンド】アブストラクトアート

2022.05.02 Posted by

目まぐるしく変化するWebデザイントレンドですが、2022年は何が注目されていくのでしょうか。いくつかWebデザイントレンドとして話題になるものがありますが、その中でもアブストラクトアートを用いたデザインは注目のトレンドの一つでしょう。
今回は、Webデザイントレンドとしてアブストラクトアートとは、どのようなデザインなのか、概要やWebサイトでの使用事例についてわかりやすく解説していきます。

アブストラクトアートとは?

アブストラクトアートとは、四角形や円形のような抽象的なモチーフが特徴的なデザインスタイルをいいます。このように説明すると「メンフィス・スタイル」をイメージした方もいるかもしれません。
1980年代、イタリア・ミラノのデザイナーグループによって作られたメンフィス・スタイルは複数の図形をカラフルな配色で一見無秩序に組み合わせ、当時の保守的なデザインに対抗するかのように自由で新鮮な印象を与えました。
ここ10年ほどの間、メンフィス・スタイルは建築やファッション、グラフィックなどさまざまなデザインの領域で再注目され、新たなアプローチとして現代的なデザインのものが多くなっています。
Webデザインも例外ではありません。アブストラクトアートを用いたWebサイトのデザインは、メンフィス・スタイルの流れを汲んでいるものも多くあります。たとえば、ネオンカラーや太いグリッドを組み合わせることで現代的な表現となっているものがあります。

アブストラクトアートのメリット

アブストラクトアートは具体的なモチーフを描いたイラストなどと異なり、シンプルで汎用性が高くオブジェクトの組み合わせ方や配色を工夫したりすることによって、スタイリッシュにもポップにもアレンジできるというメリットがあります。
またWebサイト制作においては費用面でのメリットもあります。例えばイラストを制作することはコストがかかってしまう場合が多いですが、アブストラクアートは無料で配布されているデザイン素材も多く、それらを活用することによって制作コストを削減しつつオリジナリティと新鮮さのあるデザインを実現できます。

一般的に抽象的な図形は、イラストと比べて単調と思われがちです。しかし、近年ではレイアウトやカラーが工夫されるケースが多く、その工夫によってユーザーの印象に残りやすい、自由な表現が可能となっています。

アブストラクトアートを効果的に使用したWebサイトの例

アブストラクトアートの特徴について理解しても、実際にWebサイトで使用するとなると、イメージが難しいという方も少なくありません。次に、どのようなWebサイトならアブストラクトアートに適しているのか、デザインを効果的に使用している具体例をご紹介します。

事例1:ブランドイメージをアブストラクトアートで表現

スタディサプリ(https://brand.studysapuri.jp/)

メンビジュアルにアブストラクトアートのアニメーションを使用したデザインです。色や大きさの違う円が重なり合ったり整列したり、さまざまなイメージに規則性をもって変化します。また青を軸にデザインされているため、冷静さや知性が感じられます。
写真などで具体的なターゲット像を示すよりも、抽象的なモチーフを使用することによってあえてターゲットを限定せずブランドコンセプトが印象に残りやすいデザインになっています。

事例2:ロゴとアブストラクトアートの親和性

YOUR ROOM(https://yroom.jp/)

背景にロゴマークと共通の丸みを帯びたシェイプを配置し、ブロークングリッドのレイアウトと相まって自由なリズムを生み出しています。アクセントのフォントカラーも同系統の青・黄色を用いることによってサイト全体に統一感があります。
この事例のようにロゴマーク内のシェイプから派生させてアブストラクトアートにするデザインはよく有ります。このデザイン法なら、自社サイト作成のヒントにしやすいでしょう。

事例3:アブストラクトアート風フォント

JPホールディングスグループ リクルートサイト(https://jphdgroup-recruit.jp/)

キャッチコピーや見出しなどの目立たせたい箇所に、アブストラクトアート風の図形を組み合わせたフォントを用いています。子供の絵をひとつずつ丁寧に表示することで、他サイトとの差別化が図られています。
また、“ぴったりな保育を実現する”というイメージを伝えながら、アニメーションでバラバラの図形が文字に変化するのも見どころです。

まとめ

アブストラクトアートの源流を遡ると、最初に紹介したメンフィス・スタイルだけでなくシュプレマティスムといった抽象絵画の影響も見受けられます。シュプレマティスムの担い手の一人となった画家・デザイナーのエル・リシツキーはこのように述べています。

芸術家は筆で新しい象徴を構築する。この象徴は、すでに完成しているもの、すでに作られているもの、あるいは世界にすでに存在するものの認識可能な形ではなく、それは新しい世界の象徴であり、それは上に築かれようとしているものであり、人々の方法によって存在するものである

見慣れた・ありふれたオブジェクトでも再構成することによって、新しいビジュアル表現を生み出す可能性があります。誰も見たことのないデザインを作ろうとゼロから考えることは難しいですが、すでにあるスタイルから発展させることによってオリジナリティあるデザインを制作することができるかもしれません。

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