「Custom Permalinks」でページのURLをカスタマイズ【WordPressプラグイン】

WordPressで作成するページのパーマリンク（ページURL［アドレス］）は、基本的に自動的に生成されますが、何らかの理由で特定の記事だけ個別にパーマリンクを設定したい時があります。そんな時に便利なのが「Custom Permalinks」というWordPressプラグインです。

WordPressのパーマリンクの形式

WordPressで作成する個別ページのURL（アドレス）のことをパーマリンクと呼びます。
パーマリンクはあらかじめて設定したルールに従って決められていますが、管理画面ではパーマリンクの形式を変更することができます。

パーマリンクの形式はあらかじめ5つの形式で用意されています、その中から選択するか、自分でオリジナルの構造を設定することもできます。

(1) 基本

記事が作成されると、デフォルトで固有のIDが割り当てられます。そのIDを使ったパーマリンクが定義されます。
※ 上記の「?p=123」の「123」が記事IDになります。

(2) 日付と投稿名

投稿された年月日と記事のタイトルを使ったパーマリンクが定義されます。
※ 上記の「2020/11/27」が年月日で、「sample-post」が記事のタイトルになります。

(3) 月と投稿名

投稿された月と記事のタイトルを使ったパーマリンクが定義されます。
※ 上記の「2020/11」が年月日で、「sample-post」が記事のタイトルになります。

(4) 数字ベース

記事が作成されたら、割り当てられる固有のIDを使った形式のパーマリンクが定義されます。記事IDの前に「archives」というディレクトリが挟まれます。
※ 上記の「123」が記事IDになります。

(5) 投稿名

投稿された記事のタイトルを使ったパーマリンクが定義されます。
※ 上記の「sample-post」が記事のタイトルになります。

(6) カスタム構造

自分でオリジナルの構造のパーマリンクを定義することができます。
※ 上記の場合「%category%」が記事のカテゴリーで、「/%postname%」が記事のタイトルになります。
※ その他にも著者名の「%author%」や、記事IDの「%post_id%」なども自由に設定することができます。

Custom Permalinksとは

「Custom Permalinks」は、特定の投稿や固定ページに上述した定義に当てはまらない、個別のパーマリンクを設定できるWordPressプラグインです。

Custom Permalinksのメリット

• 特定のページにだけ個別にパーマリンクを設定できる
• 拡張子を静的HTMLのような「.html」を付けたパーマリンクに見せることもできる
• ページのリンクを変更してもリンク切れにならない

Custom Permalinksのインストール

管理画面の「プラグイン」＞「新規追加」をクリックします。

「Custom Permalinks」でプラグイン検索します。

「Custom Permalinks」パネルの右上の「今すぐインストール」をクリックします。

「有効化」をクリックします。これでCustom Permalinksのインストールは完了です。

Custom Permalinksの使い方

管理画面でパーマリンクを変更したいページの編集画面を開きます。
ページの自動的に設定されたパーマリンクが薄く表示されているので、ここに変更したいパーマリンクを入力します。

パーマリンクの入力が終わったら、記事を保存すれば完了です。
※元のパーマリンク設定で作られたURLにアクセスしても、新しく設定したURLに自動的にリダイレクトしてくれます。

まとめ

今回は「Custom Permalinks」というWordPressプラグインの使い方を紹介しました。

例えばLPやキャンペーンページなど、個別/特別なページURLで公開したいページがある時などはぜひ利用してみてください。