Google検索結果の地図に自社を表示させる方法

■さて、ここのところMEOに関する相談をよく受けます。
どうやらMEOを積極的に営業している業者があるようで、弊社のお客様から、その会社の言っていることが正しいのかどうかお問い合わせいただきます。
MEOを売り込む業者の中には成果報酬型のものもあるようです。

MEOというのは、Map Engine Optimizationの略で、一言で言うと「Google Map対策」のことです。
例えば、弊社は新宿にありますが、会社で「美容室」と検索すると、検索結果上部に、地図が現れて、3件ほど会社の近所にある美容室が表示されます。
この地図に自社を表示させる施策です。

ちなみにこの表示エリアのことを「ローカルパック」と言います。
ローカルパックが表示されるかどうかはキーワードによりますが、Googleも力を入れていて（CMもやってますね）、かなり高い確率で表示されますし、スマホなんかではファーストページビューがこの地図しか見えないというようなキーワードもありますので、今やMEOは必須です。

そんなMEOですが、SEOに比べて、きちんとやることをやれば、表示される可能性が高いです。
SEOほど大変ではないし、今何も対策をしていなければいないほど、成果も出やすい。
だから業者も売りやすい。
裏を返せば、業者に頼まなくても、自分でやることをやれば、それなりに成果が出るものだったりします。

■ではこのMEO、どうやったら表示されるのでしょうか。

MEOの要素は、主にSEOの順位、それからGoogleマイビジネスの登録情報やアクション頻度です。

まずSEOの順位ですが、要は自然検索の検索結果が上位表示されるとローカルパックでも出やすくなるということです。
SEOについては、日頃からよくこのメルマガで取り上げていますので、本日は割愛しますね。

もう１つのGoogleマイビジネスというのはこちらです。

このGoogleマイビジネスは、お店やオフィスを構えて活動している会社なら、住所や営業時間、写真、会社の紹介など、誰でも無料で情報を登録できます。
登録自体は、登録できそうな項目を片っ端から入力していくだけなので、難しいことは何もありません。

ここに入力した情報は、検索結果のMapだけでなく、店名や会社名で検索をした時にPCだと画面右側に出てくる情報にも活用されています。

↓当社の場合

ちなみに、このGoogleマイビジネスの投稿は、支店やお店毎に入力できます。

■またGoogleマイビジネスには、情報を登録するだけではなく、お客さんがレビューを書き込めたり、そこから直接お店に電話をかけられたり、Webサイトに訪問できたりします。
実はMEOにおいて、このユーザーレビューの評価や投稿数・頻度、電話をかけたりサイト訪問ボタンをクリックしたりといったアクション数なんかも評価に関係します。

もしユーザーレビューを書いてくれそうなお客さんがいたら、お願いしてみましょう。
お客さんはレビューを書くと、Googleからポイントがもらえて、Googleからイベントに招待されたり、GDriveのスペースをくれたりするそうです。

■最後に、ユーザーレビューですが、嫌がらせの投稿をされることがあります。
当社もやられてしまいました。

これ↓です。

最低評価を入れて、コメントもなし。
このアカウントをクリックすると、うちにしか入力していない明らかなスパムアカウントです。
Googleに削除申請しているのですが、２週間以上放置されています。
Googleも対応に苦慮しているのだと思いますが、こういうサービスをやるなら、この程度のスパムは予見できた訳で、Googleもきちんと対応して欲しいですね。
本当に営業妨害なので。