ユーザー本位のマーケティングができる「カスタマージャーニーマップ」
2015.01.14 Posted by weblab

企業にとって、ユーザーの消費行動を分析することは、自社商品開発や品質アップ、サービスの向上や改善のために大変重要なファクターであることはいうまでもありません。
カスタマージャーニーマップは、その名の通りユーザーが商品に着目してから購買にいたるまでの課程を、地図(マップ)のように視覚化した図のことです。
カスタマージャーニーマップでは、ユーザーの購買過程が、あたかも目的地に向かう旅(ジャーニー)のように順にたどっていけるので、ユーザーの心理状態や行動様式が把握しやすくなります。それによって、サービス提供が、サービス提供者側の都合ではなく、ユーザー側の視点に立脚したものになるし、マーケティング施策もユーザー側の視点に立って考えやすくなります。
また、このカスタマージャーニーマップを企業組織内のグループメンバー全員で共有することで、企業に求められる顧客目線のサービスの方法論を導き出すことが可能です。従来、企業内研修なので日数をかけて行っていたカスタマーサービスへの理解を、視覚化された図によって自然に行えます。
さらに、Googleアナリクスなどの解析データを併用することで、カスタマージャーニーマップをさらに精度の高いものにブラッシュアップしていくことができます。
Googleの画像検索で「カスタマージャーニーマップ」と検索すると、さまざまなカスタマージャーニーマップが見られるので、それらを参考に作ってみましょう。また、Web担当者フォーラムさんでテンプレートの配布もしています。ぜひチェックしてみてください。
↓Web担当者フォーラム
カスタマージャーニーマップで顧客の心を見つめてサイトを改善、5つの作成ステップと7つの実例
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