PV(ページビュー)は訪問数ではありません
ホームページを開設したら、どんな人がどれくらい訪問しているのかが気になります。
それを分析するのがアクセス解析です。
アクセス解析にはさまざまなカウントの方法がありますが、それを明確に区別できていますか?
基本的なアクセス解析用語
たとえばA、B、Cの3人がサイトを訪問し、Aさんが3ページ、Bさんが2ページ、Cさんが5ページをそれぞれ閲覧したとします。
その場合、アクセス(ユニークユーザー)数=3、ページビュー数=10
ということになります。
違いは
アクセス(ユニークユーザー)数 = ホームページを訪問された回数
ページビュー = 表示されたページ数
なのです。
通常ユーザーは複数のページを閲覧するので、アクセス数よりページビュー数の方が多くなります。
ただ、ページビュー数が増えたからといって単純に喜ぶのは尚早です。
極端な話、1人のユーザーが多量のページを見ているかもしれません。
解析ツールによってカウントが異なる?
アクセス解析ツールによってカウントの定義は異なります。
グーグルの場合、同一人物が何回訪問してもユニークユーザーのカウントは「1」です。
これに対しセッション数は、ユーザーの延べ訪問回数を示します。
1人のユーザーが同じサイトを何回訪れてもセッションは「1」ですが、時間を空けて再度訪問すると、新規セッションと判断されます。
グーグルではいったんサイトを離れたユーザーが30分以上たってから、元のホームページに再び戻ってきたら同一ユーザーにも関わらずセッション数が1つ増えるのです。
また、解析ツールにもサーバーインストール型とASP型など、タイプによってカウントに違いがあるので注意が必要です。
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