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制作のポイント3:レンタルサーバの種類と選び⽅

レンタルサーバーを知って賢く使おう

レンタルサーバーの種類と選び方

レンタルサーバーは、サーバーを取り扱っている業者にお金を払い、サーバーをレンタルして利用するものです。文字通りレンタルなので、自前でサーバーを持つよりも構築の手間もなく、すぐに使えることがメリットですが、種類によって管理やセキュリティ面も気にすることもなくサーバー会社が行ってくれるものから、自分で管理する必要があるものもあります(サーバーの種類については後述します)。

機能ごとのサーバーの種類

一口にサーバーといっても、役割によってWebサーバー、メールサーバー、データベースサーバー、DNSサーバー、FTPサーバーといったサーバーがあります。

 

Webサーバーは、Webサイトを表示するために必要なサーバーで、HTMLファイル、CSSファイル、画像ファイルなど、ホームページを表示するために必要なデータを格納する場所です。格納されたデータを、ユーザーのリクエストに合わせてホームページとして表示しています。

 

メールサーバーは、メールを送受信するために利用するサーバーです。送信用にはSMTPサーバーを、受信用にはPOPサーバーをそれぞれ使います。

 

データベースサーバーは、その名の通り、データベースを搭載したサーバーです。リクエストに合わせてデータベース内の情報を検索して、その処理結果を返してくれます。

 

DNSサーバーは、Domain Name System(DNS)サーバーの略で、IPアドレスとドメインを結びつけるためのサーバーです。これがないとURLは数字の羅列(IPアドレス)になり、インターネットの利用がしづらくなります(「制作のポイント2:ドメインの種類と取得方法」参照)。

 

FTPサーバーのFTPとは、File Transfer Protocolの略で、ファイルを送受信するため用いられる、いわゆるファイル転送プロトコルです。FTPサーバーを使うことによって、コンピュータからサーバーへのデータアップロード、その反対も可能になります。

サービスごとのサーバーの種類

代表的な役割の各種サーバーを理解したところで、レンタルサーバーの4タイプを見ていきましょう。

<共用サーバー>

共用サーバーというのは、1個のサーバーを複数のユーザーでシェアし使うタイプのサーバーです。

一番のメリットは料金が安いこと、そして専門知識要らずなことです。運用・管理は全てサーバー会社が行ってくれます。料金は月額で100円からというものもあり、気軽に使えます。

デメリットは、同じサーバーの筐体に同居する他のユーザーの影響を受けることです。他のユーザーのホームページの負荷が高くなることで、自分のホームページのパフォーマンスが下がることがあります。

<VPS>

VPSとは、バーチャル プライベート・サーバーの略です。1個のサーバーの中に仮想サーバーをいくつも作って、それを契約している個別のユーザーに割り当てて利用するタイプのサーバーです。

個別に割り当てられているので、そこで好みのアプリケーションやOSを使うこともできるなど、自由にアレンジできます。そしてほかのユーザーからの影響も共用サーバーよりはずっと受けにくくなり、しかも料金が月額600円くらいからあるので、気軽に使える点は同じです。

ただVPSのデメリットとしては、仮想サーバーの運用、管理、セキュリティ対策などはすべて自分で行わなければならず、サーバー運用に関する知識が必要です。

<専用サーバー>

物理的なサーバーを一台自分専用に使えるのが、専用サーバーです。

何と言っても専用なので、自分の思いのままにカスタマイズしたり、アプリケーションを選べたり、またCPUやメモリーも自由に使えます。但し、初期費用、月額利用料は高めになります。

こちらも基本的にはVPSと同じく、管理やメンテナンスは自分もちですが、最近はサーバー会社が運用・管理を行ってくれるマネージドプラン付きの専用サーバーも出てきています(もちろんその分、費用は高くなります)。

<クラウドサーバー>

最後にクラウドサーバーですが、これはクラウド環境に構築されたサーバーで、最大の特徴は、必要に合わせてサーバーの機能や容量などを拡張することができることです。一般的なコーポレートサイトなどよりは、複数のユーザー向けに何らかのサービスを提供し、ユーザーが今後も増えていくことが想定されるような、今後の拡張性を担保しておきたいような場合に使用します。

料金は基本的に従量課金制です。使った分だけ支払うという面では良いですが、同じスペックならば一般的に共用サーバーやVPSの方が安く済みます。

クラウドサーバも、VPS、専用サーバーと同様に、運用にはサーバーに関する知識が必要になってきます。

 

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というわけで、代表的なサーバーとレンタルサーバーを4種類見てきたわけですが、たまに共用サーバーで十分なコーポレートサイトなのに、ホームページ制作会社に言われるがまま、なぜかVPSを使っているといった事例も散見されます。上記程度の最低限の知識は身につけておくと良いです。

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