クッキーの特性を知っておこう
ネットユーザーが、ホームページを閲覧する際にぜひ知っておくべきなのが「Cookie(クッキー)」です。
Cookieとは、運営側が自分のホームページを閲覧したユーザーに対し、データを一時的にブラウザに保存させる仕組みのことです。
一例を挙げると、ネットショッピングをする際に必要な自分のIDやパスワードを、そのたびにいちいち入力するのは面倒なので、これらをPCに記憶させておき、二度目からは簡単にアクセス可能にするというのがクッキーの機能です。
ユーザーにとって利便性があると同時に、ホームページ運営側にもユーザーが気軽に利用できるというメリットがあるわけです。
このように、Cookieは実に便利な機能なのですが、反面、デメリットがあることも忘れてはなりません。
Cookieのデメリットは、情報漏洩のリスクがあるという点です。
ユーザーがPCに保存していたクッキーの情報を使い、当人になりすましてショッピングしたりする行為が容易に行われてしまうのです。
また、秘匿しておきたい個人情報が盗み出され、プライバシーを侵害されることで、犯罪に利用させる危険性も少なくありません。
このようなCookieの持つデメリットをよく理解した上で、たとえば共有PCなどではCookieを利用せず、PCに個人のIDやパスワードなどを保存しない設定にしておく必要があるでしょう。
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