SafariのURLの隣に「安全ではありません」と表示される意味とは?

000「Safari」といえばブラウザの中の一つですが、Android端末をお使いの方はなじみがないかもしれません。逆にiPhoneを使っている方は普段から親しみのあるブラウザではないでしょうか。

今回はiPhoneをお使いの方もそうでない方も、ぜひチェックしていただきたい話題を一つ、ご紹介します。

 

iPhoneの標準ブラウザアプリ「Safari」

iPhoneの標準ブラウザである「Safari」。この「Safari」を使ってWebサイトを閲覧していると、「安全ではありません」と一部のWebサイトで表示されるようになりました。
この「安全ではありません」表示は、2019年3月にアップデートされたiOS「iOS12.2」以降から実施されていてます。
「安全ではありません」という表示を見ると、「そのWebサイト、見たら危ないよ!」と、警告されているようで不安になってしまいますよね。

 

「安全ではありません」表示はどんな表示?

005この表示は「http://」から始まるWebサイトが表示された場合に出ます。
現状、URLはhttpかhttpsで始まるようになっていますが、iOS12.2のバージョンアップに伴い、iPhoneやMacなどを使い、「Safari」で閲覧したWebサイトのURLが「http://」から始まる場合、URLバー(アドレスバー)の横に「安全ではありません」と警告が表示されるようになりました。
「https」化されていないWebサイトもまだたくさんあり、多くのWebサイト訪問者に「安全ではありません」がブラウザ上で表示されることが予想されます。

 

以前と比べた場合の変更点

iOSのバージョン変更で「http://」で始まるWebサイトに常に表示されるようになったわけですが、iOS12.2より前は、URLが「http://」で始まるWebサイトが出ただけでは表示は行われませんでした。

「http://」で始まりなおかつ、パスワードや個人情報の入力を開始した場合にのみ、警告(Webサイトは安全ではありません)が表示されていたのです。

「https://」は通信が暗号化(SSLサーバー証明書を用いたWebサイト)されている野に対し、「http://」で始まるWebサイトは通信の暗号化がされておらず、Webサイト上でユーザーが打ち込んだ情報が洩れる可能性があるため、パスワードや個人情報の入力中かどうかにかかわらず、ただ閲覧しているだけであっても、始めから警告(安全ではありません)が表示されるようになったのです。

安全ではありません」という表示を解除する方法

Webサイトを運営する側での解決が求められます。

つまり「安全ではありません」の警告表示を解除するには、「https://」から始まるURLに変更することが必要となります。

具体的な対策としては、Webサイトを運用しているサーバーに「SSLサーバー証明書」を設定します。

ちなみにWebサイトを閲覧する側から見た場合、「安全ではありません」が表示されなければすべて善、というものでもありません。

たとえ「安全ではありません」が表示されておらず、カギマークがあるWebサイトであっても、そのアクセスの安全性が保証されているわけではないのです。

例えは悪いですが、正しい手続きで株式会社化した会社でも、その内側では悪行に手を染めていることもあったり、役に立つものを作っていても実は反社会的な組織の資金集めのために会社が運営されていたりするケースもありえるのと同じです。

あくまでURLに表示される「○○○○.com(ドメイン名)」について、本物の持ち主が設置したサーバーと暗号化通信をしていることを証明しているにすぎません。

Webサイトにアクセスする際に「安全かどうか」を判断するのは、最終的にはユーザーの手にゆだねられているのです。

まとめ

「Safari」では、https化されていないWebサイトは「安全ではありません」という表示が出るようになり、閲覧者側が不審に思うケースが増えています。

そうなった場合、Webサイトの利用自体を避けられてしまう恐れがあります。

多くのユーザーに来てもらうためにも、https化していないWebサイトはすぐに対応したほうがいいかもしれません。

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