Yahoo! Search開始で伸びるサイト・脱落するサイト

8月25日の記事でもお伝えしましたが、10月からYahooがディレクトリの登録サイトを優先的に表示する方式をやめて、完全自動化した「グーグル式」に切り替えます。
現在、ベータ版がこちらにアップされています。
http://beta.search.yahoo.co.jp/

それに伴って、『Yahoo!Serach 移行後、現在検索結果の1ページ目に表示されているサイトの70%が脱落』するという警告記事がjapan.internet.comにありました。

この記事のポイントは次の通りです。

  1. 全業種の105キーワードの調査対象となった全442サイトのうち70%は Web サーチ移行後の掲載場所が検索結果の2ページ目以降になる
  2. 業種別の影響は下記の通り
       ・インテリア、ガーデニング、DIY 用品・・・86%
       ・自動車、オートバイ・・・80%
       ・コンピューティング・・・80%
       ・電化製品、家電・・・80%
       ・アパレル、ジュエリー・・・83%
       ・不動産サービス・・・71%
       ・就職、転職、教育サービス・・・69%
       ・娯楽、エンターテイメントサービス/スポーツ用品・・・66%
       ・旅行、交通サービス・・・66%
       ・本、音楽、映画、チケット・・・60%
       ・ショッピングモール、総合小売、その他専門店・・・60%
       ・通信、インターネットサービス・・・57%
  3. 2ページ目以降に掲載位置が変わる企業はトラフィックの量において激減するだろう

業種別の影響というのは、キーワードにもよるので、それほど気にしてもしょうがない気がします。重要なのは(3)ですね。

しっかりとSEO対策をしていきたいところですが、SEOは業者に頼んだりするといまや広告よりもお金がかかったりします。しかも頼んだからと言って、上位表示が保証される訳ではありません。

特にビックキード(例えば「ホームページ」とか「クレジットカード」といった一般名詞)は難しい・・・

サイトのリニューアルをする等できるのであればよいですが、現状のサイトをベースにとりあえず対処していくには、基本的には8月25日号に書いたとおり、基本的な事としてできるものをしっかりやるということが大切です。

しかもまだYahooサーチはベータ版ですから、どんどんアルゴリズムに改良が加えられていくでしょうからジタバタしないというのが基本で、あとは検索連動型広告を上手く使うといったことで様子を見ていくとことになります。

さて、今後SEO対策をしていく上で、このYahoo Searchには、Googleには無い、ちょっと注目の機能が2つあります。

1つ目は、「関連検索ワード」です。

試しにYahoo Searchで「ハワイ」と入れて、検索してみてください。

http://beta.search.yahoo.co.jp/

すると検索結果の上の方に「関連検索ワード」と書かれて、その横に「ハワイ ホテル, ハワイ ツアー, ハワイ 旅行, ハワイ レンタカー そのほかの候補 」と表示されたと思います。

「関連検索ワード」というのは何を基準に表示しているのか、どこにも説明が無いのですが、恐らく「ハワイ」を含んでよく検索されるキーワードの候補なのではないかと思います。

これは結構役に立ちませんか?

さらに絞込みをかけているということは、それだけ購買意欲のあるユーザーということですから、表示された「関連検索ワード」の候補をもとに、検索連動型広告やSEO対策をしていくことができると思います。

またこの機能のおかげで、いままで絞込み検索をしなかった(できなかった)人たちが、絞り込み検索を覚えるきっかけになるかもしれません。

注目機能の2つ目は、「商品検索」です。

また下記の画面に戻って、キーワードを入力するボックスの上にある「ウェブ | 登録サイト | 画像 | 音声 | 動画 | 商品 」と書かれたリンクから、「商品」をクリックし、今度は「iPod」と入れて、検索してみてください。

http://beta.search.yahoo.co.jp/

そうすると、Yahooショッピング、Amazonや楽天を含め、横断的に商品検索ができます。

明らかにYahooショッピングが優遇されている感がありますが、これは今までに無かった検索機能です。
もしこの辺の機能が認知されてくると、オンラインショップにとってはYahooショッピングに出店しているということが、結構有効になってくるかもしれません。

いずれにしても、Yahoo Searchの登場や、9/16号でお伝えしたMSN Searchの動きなどを見ていると、Googleに流れていたユーザーが、またYahooやMSNにもどってくるような、そんな予感がしてなりません。注意深く見守りたいですね。

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