Google Analyticsの新しい「クロスデバイスレポート」でよりユーザー状態が把握可能に

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普段使われている方も多い、Google Analytics。毎年のように仕様変更や新機能が追加されていますが、今年の夏頃にも「クロスデバイス」という機能が追加されました。みなさまご存知でしょうか。

新機能は常にチェックするとなにかと便利ですよ。

 

今回はそんな「クロスデバイス」についてご紹介します。

今回のアップデートの概要

実は元々、GoogleAnalyticsにはクロスデバイスレポートという同様の機能がありました。

これはデバイスごとのユーザー数、セッション数といった数字を確認できる機能ですが、ユーザーをPCやスマホといったデバイスを跨いで計測するには、ユーザーを識別する必要があったんです。その識別のために、会員サイトやECサイトのようなログイン機能をもつサイト等の一部のサイトしかクロスデバイスレポート機能が使えなかったんですね。

しかし、今回の新機能追加によって、「Googleシグナル」という機能を有効にするだけで、多くのサイトでクロスデバイスレポートが利用できるようになりました。

クロスデバイスレポートとは?

クロスデバイスレポートを設定していない状態では、アナリティクスの表示に「ユーザー数」が出ていてもこれは厳密には正しい人数ではありません。

ある人がスマホでサイトを閲覧して、その後、PCで同じサイトを閲覧した場合、それぞれ別のユーザーとして判別され、ユーザー数は1ではなく2として計測されます。

これがクロスデバイス機能では、複数のデバイスでサイトを閲覧した場合でも、同じユーザーとして認識されることになります。

つまり実際のユーザー数である1としてカウントされます。

今回追加されたクロスデバイスレポートの機能

今回、ログイン機能を持たないサイトやアプリでも、「Googleシグナル」を有効にすればクロスデバイスレポートを利用できるようになっていますが、加えて今回のレポートでは以下の種類のレポートが追加されています。

 

追加されたレポートの種類

 

・複数デバイスによる重なり

<Desktop> + <Mobile>や <Desktop> + <Tablet>といった重複デバイスごとの数値計測が可能です。

 

・デバイス経路

デバイスカテゴリ、キャンペーン、チャネル、OS、メディアといったディメンションごとに、ユーザー、セッションなどの指標をチェックできます。

 

・チャネル

リファラーやダイレクト、検索、SNS、広告といったチャネル別に、性別、年齢、広告コンテンツ、キャンペーンユーザーといったディメンションに対して、集客、行動、コンバージョン、に関する指標を確認できます。

 

・集客デバイス

デバイスカテゴリ、キャンペーンといったディメンションに対して、新規ユーザー数、収益額、目標といった指標を確認できます。

クロスデバイスレポートの活用方法

クロスデバイスレポートを使えば、デバイスに関係なく本当のユーザー数、そして複数デバイスを使っているユーザーの割合が分かります。

まずは現実の数値を把握するとともに、現状を冷静に分析します。

例えばECサイトや自動車や住宅といった商材の場合、すぐに購入に至ることはありません。

一度サイトを訪れたあと、通勤中にスマホで確認して家に帰ってPCでじっくり見るなど、検討時間が非常に長いわけです。

そういった背景がある商材の場合、これまで以上にクロスデバイスレポートを利用し多角的により詳細を探ることができるようになったため、スマホはPV数の割にCVに繋がらないから導線に問題がある、といった判断するのは分析を待ってからのほうが良いでしょう。

まとめ

ここまでクロスデバイスレポートについてご紹介しました。

「Googleシグナル」を有効する簡単な設定でクロスデバイスが利用可能なります。この機能でアクセス分析の精度も上がり、よりユーザーの行動が見えるようになるので、ぜひ活用してみてください。

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