時間と環境と境遇

大学を卒業し、社会人になり、
デザイナーという職業に就いて今年で5年目になります。
大学時代の友人もわりと多くがこういった職業、
または近い業種で働いています。
その中で東京に出てきて働いているのは、
身近な人間で私を含め女子が3人。
たまに集まって、ご飯を食べながら話に花を咲かせるのですが
決まっていつも出るのは
「東京や首都圏に生まれ、生活しているほうがやはり有利である」ということ。
地方出身者お得意の話だと思われるかもしれませんが、
現実問題、どうしても否めないと思うのです。

たとえば学生時代のアルバイトひとつとっても

小さな町の小さなスーパーでレジを打つのと、渋谷のショップでレジを打つのでは
仕事としては同じでもその環境は大きく違うでしょう。
休みの日にさびれたシャッター街を歩くのと、
青山から表参道を歩くのではどちらの方が刺激になるでしょうか。
東京で発生したどんなに新しいものも、
地方へと距離をひろげる間に過去のものになりかねません。
デザイナーとして同じ仕事をするのなら、楽しいほうがいい!
そう思って、それぞれ上京してきました。

帰省して、実家近所の知り合いに会った時など

東京で仕事をしていることを話せば「偉いねすごいね」といわれたりもします。
しかし、私はとってはこれでやっとスタート地点にたったようなものなので
そういわれると逆におかしな感じがしてしまいます。

全ては田舎者のコンプレックスといってしまえばそれまでですが

「この人はこんなに恵まれているのにもったいないな」
と思うことが何回か続いたので、すこし自分を振り返ってみました。

与えられ、手にする時間と環境と境遇を大事につかっていきたいと思います。

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