かわらないものかわるもの

こんにちは。デザイナーの縣です。

デザインやアートに関する事柄やイベントなどを通し、
見聞き体験して感じたことなどをお伝えしてまいります。

7月5日(土)に印刷博物館で展示されていた(現在は終了しています)
『デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック』展
http://www.printing-museum.org/
へ、福平と行ってまいりました。

印刷博物館は凸版印刷100周年記念事業の一環で設立された、『印刷』に関する博物館です。
館内は企画展示と総合展示、ギャラリーなどに分かれています。
総合展示では印刷の歴史として、当時の機械や実物を見たり触れたりすることができ
また同フロアにある印刷工房「印刷の家」では活版印刷の体験が可能です。
ちゃっかり体験してきましたが、とても楽しく興味深かったです。

今回の『デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック』展は、
ポスターやパッケージ、書籍などを中心とした「戦後のデザイン」が集められていました。
キャプションを見れば、私にしたら神様のような方たちばかり。
どれもこれもため息しかでません。
今から60年も前のデザインなのに、どうしてこんなにも新しく感じるものでしょう。
キヤノンのタイポグラフィポスターやナイターの広告など
いま、渋谷や新宿で見かけたとしても昔のものとはきっと思えないはずです。

時はすすみ、技術はあがり、ひとの思考も変化していきました。
しかし今回の展示をみて、デザインの向かっていった先がよくわからなくなりました。
60年前にできなかったことは、できるようになっているのでしょうか?
60年前にできたことは、60年後もできているのでしょうか?
頭がいっぱいになり、とても考えさせられる日になりました。

どこかの専門学校の学生さんたちが団体できていて、うらやましいなと思ってしまいました。
私もできれば学生時代にここへ来て、この展示をみたかったです。
とはいえ、学生時代の私だったらこんなふうには思わなかったでしょうけど…

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