DSPって何?アドネットワークとの違い

DSPって何?アドネットワークとの違い

「アドネットワーク」と「DSP」という言葉ご存知でしょうか?

Webマーケティングに関わっている人なら聞いたことあるかもしれません。

セットで目にする機会が多いこの2つのワードですが、なにがどう違うのか理解している方はそんなに多くないかもしれません。

 

今回は「アドネットワーク」と「DSP」の違いと仕組み、利用上のメリットについて解説します。

アドネットワークとDSPの違いって?

アドネットワークとDSPの違いを簡単に言うと、アドネットワークはネットワークを指し、DSPはツールのことを指します。

アドネットワークは、WebサイトやSNSといった複数のメディアの広告枠をまとめた”ネットワーク”のことです。

このアドネットワークには、GDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)なども含まれていて、複数存在しています。

このアドネットワークに加盟しているメディアに対し、一括して広告を配信できるというのが、利用者のメリットになります。

一方でDSPはdemand-side platformの略でいわゆる広告プラットフォームを指しています。そしてDSPを通じて配信される広告をDSP広告といいます。

広告主はDSPを利用することで、複数ある広告媒体の買い付け、配信、ターゲティングといった様々な管理項目を一括で握ることができるようになります。

DSPの仕組み

DSPは広告効果を最適化・最大化していくためのプラットフォームで、広告主のためツールです。

ではDSPはどのような流れで利用できるのか見ていきましょう。

DSPの入札はリアルタイム入札(RTB-real-time bidding)という方式で行われます。

  1. ある広告媒体にインプレッションが発生するとSSPというものに通知が届く(SSPとはメディア側のプラットフォーム)。
    ちなみにインプレッションのカウントは、Webサイトへユーザーが訪問し、広告が1回表示されたときに1インプレッションとカウントされます。
  2. 通知を受けたSSPは、ユーザー情報と一緒に各DSPに入札のリクエストを行う
  3. DSPは、SSPから受け取った情報をもとに、広告枠を取りたいと考える広告主どうしで入札が行われ、最高入札額を提示した広告主の情報をSSPに伝える
  4. SSPから選ばれたDSPの広告が配信される

という仕組みです。

この一連の流れがインプレッション毎に一瞬で行われます。

DSPを使用するメリット

ではDSPを利用した場合、広告主が得られるメリットとは何なのでしょうか。

DSPの最大の強みは「人」にアプローチできる点です。

Webサイトや広告枠で入札しているのでなく、ユーザーの性別年齢、地域はもちろんのこと、検索や行動履歴などのデータをもとにして、配信される広告が選ばれます。

つまりアドネットワークのように広告を「どこに出すか」「どこに出るか」ではなく、「誰に出すか」視点で考えられているのです。

結果としてより興味・関心のあるユーザーに配信できるため、広告の効果を最適化できる利点があります。

最適化によって広告配信上のムダが減ることで、広告費の削減につながります。それだけでなくより少ないコストで広告効果の最大化を目指せる点も、大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ

アドネットワークとDSP、どちらを利用する場合も、自社にあったサービスかどうかをしっかり吟味してから利用すべきです。

DSPの登場により広告を配信する側の手間が減りましたので、その分質の高い広告作成に手間をかけていきましょう。

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