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Pinterestがマーケティングに活用できる理由

2019.11.21 Posted by

Pinterestをマーケティングに活用する方法Webサイト上に公開されているブログやニュース記事をブックマークしておくサービスは、それなりに前から存在しています。
しかし、記事中に掲載されている画像や写真「のみ」をブックマークしておくというのは、ここ数年でようやく登場し始めました。今回ご紹介するPinterestもその一つです。

 

Pinterestとその仕組み

PinterestはWebサイト上にある画像を集めてブックマークできるWebサービスです。
Pinterestのアカウントを作ると、ブラウザにプラグインを追加することができます。
プラグインを追加したら、Webサイト閲覧時に画像の上にオンマウスして右クリック、もしくはブラウザのメニューバーからPの文字を模したアイコンをクリックします。
そうすると自分が気に入った写真や画像がPinterest上にあるボードに保存され、テーマごとにコレクションできるようになります。
たとえばお弁当のレシピや、行きたい場所、好きな服などをカテゴリーごとにピン(集める)でき、それをいろいろな人に共有したり、ほかの人のボードを見に行ったりすることも可能です。
ほかの人のボードの中に気に入った写真があれば、それをピンして自分のコレクションに加えたりもできるのです。
画像を使っていろいろ遊べるPinterestですが、最近では、商品の認知拡大やブランディングなど、企業にも幅広く利用されていて、広告に代わるマーケティングツールの一つとしても注目を集めています。

 

なぜPinterestがマーケティングに活用できるのか?

ではなぜPinterestはマーケティングに使えるのかを見ていきましょう。

 

1.ユーザーの姿勢が受動的ではなく能動的である

ユーザーが画像をコレクションするという行為は、誰かに勧められて行う受動的なものではなく、自分から進んで行うという能動的なものです。
TwitterやInstagramといった他のSNSのようにユーザーはタイムラインをただスクロールするのではなく、積極的に検索を行うことで自分がコレクションしたい画像を見つけ出します。この性質があるが故、押しつけがましさを与えること無く宣伝に利用することができます。
たとえマーケティングに関連した画像でも、ユーザーが気に入れば自分のお気に入りとして積極的にピンし、商品購入に至ってくれるかもしれません。
ちなみにPinterestはInstagramと混同されがちですが、そもそもほかの人とコミュニケーションを積極的にとっていくような、SNS的な使い方は不向きです。

 

2.情報感度が高いフォロワーを集めやすい

Pinterestでは個人の好みにパーソナライズされた情報収集ができる点がポイントです。たとえ企業アカウントのボードでも、それが気に入ればピンしてくれるユーザーがいます。
情報感度の高いユーザーはいろいろなところから画像を集めて来られる視野の広さと独自のセンスを持っているため、ほかのユーザーからも注目を集めやすい存在です。そうしたユーザーが自社製品の画像をピンしてくれれば、ほかのユーザーにも拡散する可能性があります。もちろんそうしたほかのユーザーも「自分が好きなもの」を能動的に集めているわけですから、企業のものであっても広告のように拒否されることなく、好意的に受け止めてくれるはずです。

 

3.ビジュアルで訴求できる

Pinterestの強みである「画像」には、テキストよりも圧倒的な力があります。商品購入の動機付けという観点から見ても、その効果は大きいでしょう。
事実、Pinterestを利用している企業で、とりわけ成功事例が多いのはファッション業界です。
もちろん彼らのECサイト内にはモデルの写真と説明が加えられた商品紹介ページがあります。しかしそれらは買ってもらうことを前提としたもので、閲覧者の心を動かす動機づけにはなりにくいものです。むしろ閲覧している人はこういう服がほしいと、ある程度自分で絞りこんでいるので、自分の条件に合わないものは飛ばされてしまう可能性が大いにあります。
対してPinterest上で公開されている画像はコーディネートを紹介した写真が多く、商品の魅力をよりわかりやすく伝えることに注力しています。価格やサイズ、商品説明など「余計」な情報が一切無いので、閲覧者は純粋な気持ちで画像を見ることができ、気に入ったものをピンできるのです。またテーマごとにまとめられるというメリットも忘れてはならないでしょう。

 

4.ECサイトとの連動が簡単

PinterestにはECサイトなどビジネス向けの機能がいくつか用意されています。投稿された画像からダイレクトに公式サイトやECサイトに飛ばすことができる「リッチピン」と呼ばれる機能もその一つです。
リッチピンの一つ、プロダクトピンは商品画像に対して価格や在庫などの情報をリアルタイムで表示できる機能なので、ボード上に商品カタログを作ることもできます。
ユーザーはコーディネートの画像を見て、その画像をクリックすれば即座に購入ページに飛べるので、ECサイトとの連動も容易です。

 

5.アナリティクスが提供されている

PinterestにはPinterestアナリティクスという機能が提供されています。Pinterestアナリティクスでは、アクセスデータ、クリック、セッションといったイベント計測ができ、マーケティング分析に利用できますので、PinterestでのマーケティングにおいてしっかりとPDCAサイクルを回すことができます。

 

まとめ

Pinterestは日本ではまだあまり馴染みが無いかもしれませんが、世界的にも注目されているツールの一つです。
最近では日本企業が利用するケースも増えてきているので、注目に値する存在となりつつあります。特にECサイトを運営している方であれば、その特徴を活かすことができれば収益の増加も期待できるかもしれません。
一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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