Google ウェブサイト翻訳ツールがサービス終了!代替案を解説

翻訳基本無料で使っている立場上、あまり文句は言えない気がしますが、急にサービスを立ち上げたり、リニューアルしたり、ある日突然サービスが終わっちゃったりと、いろいろな驚きをもたらしてくれる、Google。
この度、ある一つのサービスが急に終わってしまったんです。
そのサービス名は、Google 翻訳の「ウェブサイト翻訳ツール」というものですが…こちらのサービス終了に伴いどんな影響が発生するのか、まとめてみました。

突然Google翻訳埋め込みサービスが終了

Googleアカウントさえあれば誰でも使えて誰でもサイトに埋め込みができる、「Google ウェブサイト翻訳ツール」が終了しました。これさえあればGoogle翻訳機能をサイトに埋め込み、サイトを移動せずに無料で100言語以上の翻訳が可能だったのに…。

<サイトでは以下のようにサービス終了を説明>
https://translate.google.com/intl/ja/about/website/
“Google翻訳のウェブサイト翻訳ツールを新たにインストールしてご利用いただくことはできなくなりました。すでにインストール済みのウェブサイト翻訳ツールは引き続きご利用いただけます。

ウェブページの翻訳が必要な方は、ネイティブで翻訳をサポートしているブラウザを使用されることをおすすめします。 ”

気になるのは「ネイティブで翻訳をサポートしているブラウザを使用」しなさいよと言っている部分ですね。

つまりはCromeを使えばOKと言っている?

先ほどの記述通り「翻訳できるブラウザを使ってくれ」とあるように、Googleが提供するChromeには標準で翻訳機能が付いているのです。
ブラウザの翻訳機能が充実しているため今後は不要になると判断し、翻訳ツールを終了させたのかもしれません。
ちなみにアドオンを導入すれば主要なブラウザ(FirefoxやEdge)でも翻訳機能が使えます。

今まで利用者はそのまま使える

それともう一つ、”すでにインストール済みのウェブサイト翻訳ツールは引き続きご利用いただけます。”と書いてありますが、新参者は使えないけど、いま翻訳ツールを利用しているユーザーは、そのまま継続して利用できますよということです。一時的な処置かもしれませんが、これはありがたいですね。

それでもリンクを設置するなら

海外ユーザーや国内の外国人ユーザーが訪問するサイトで、翻訳機能がサイトにあるとないとでは、そのユーザビリティは雲泥の差とも言えます。そういったことから、形だけでも多言語対応したいといったニーズがあると思います。
そこでご紹介したかったのが、
Bing翻訳ウィジェット( https://www.bing.com/widget/translator )でしたが…。
大変残念ながら2019年6月現在、こちらのサービスも利用できない状態となっています。
なぜ利用できないのか原因不明ですが、「現在、ご利用いただけません」「復旧中」とリンク先にメッセージがあるものの、いつサービス再開するかも未定です。

ひとつの代替案としてGoogle検索に飛ばす方法がある

Googleの翻訳ツールも、Bingの翻訳ウェジェットも使用できないとなると、やはり最後に頼れるのはGoogleです。
え?翻訳ツールが使えないのに?
実は、Googleの特定のURLにリンクさせることで、Google翻訳が反映されたページを閲覧することができます。
翻訳ツールは使えないので、翻訳機能を利用したいユーザーを、Googleのドメインにリンクさせるということですね。

例えば、弊社のTOPページ
https://www.weblab.co.jp/ を日本語から英語に翻訳するなら、

https://translate.google.com/translate?sl=ja&tl=en&u=https://www.weblab.co.jp/
といったURLにリンクさせてあげましょう。

ヘッダーなどがGoogle検索のような形になっていますが、翻訳機能を維持したまま下層ページなどにも移動してもらうことが可能です。

しかしながら、デメリットとしては、ユーザーはドメインごと移動してしまうため、サイトに埋め込んでいるGoogleアナリティクスなどの計測タグが認知してくれなくなります。
そのため翻訳したユーザーがどのような経路を辿り、どこで離脱したのかなどユーザーの行動を計測することができないので、その点は認識しておきましょう。

まとめ

今までも、Googleウェブサイト翻訳ツールで簡易的に多言語対応したいといったニーズはありました。
今回、サービス終了を機にその対応が難しくなったわけですが、そもそもこの翻訳ツールは、ページを生成しない(一時的に翻訳ページを表示する)ので海外の検索エンジンには引っかからない上に、翻訳の精度も保証できない、ほぼおまけ程度の機能でした。
海外ユーザーの流入やお問い合わせをちゃんと狙うのなら、これを機に正しい翻訳原稿を用意して、是非、海外サイト・ページを作成してみましょう。

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