ECサイトの種類を解説!運営プラットフォーム一覧とその選び方

4775670_s昨今、ECサイトの市場規模がますます拡大しています。そのため、ECサイトを所有していない方や大きく力を入れていない方が、時代に合わせたECサイトを運営してみようかと検討する姿や声を多く見聞きするようになりました。

今回は、ECサイトを運営していく上でまず重要になるプラットフォームについてわかりやすく解説していきます。本記事を読めば、プラットフォームの選び方や大切な選定ポイントがわかるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

ECサイトの運営プラットフォーム一覧

ECサイトにおいて運営プラットフォームは、大きく〈モール型〉と〈自社店舗型〉の2つの種類にわけられます。これらがどのような点で異なるのか解説していきます。

〈モール型〉

モール型の場合、すでにあるショッピングモールの中に自分のお店を開くイメージです。Web上のことなので、仮想の商店街を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。モール型は、さらに〈マーケットプレイス型〉と〈テナント型〉の2つの種類にわけられます。

 

1.マーケットプレイス型
マーケットプレイス型とは、商品データに限定して掲載する運営方法のことです。
代表例:Amazon
Amazonでは、FBAという仕組みを利用することで出品者がAmazon倉庫に商品を送り、決済があった商品をお客さまへと届ける仕組みとなっています。

 

2.テナント型
テナント型とは、名前のとおり企業がモールの中で商品の販売を行う運営方法のことです。
代表例:楽天市場
楽天市場は、すでに多くの利用者が存在しており、日本で非常に知名度のあるECプラットフォームです。4つの料金形態から自社の規模に合わせて好きなものを選べます。

 

モール型のメリット
モール型の場合、Amazonや楽天市場など、信頼度が高いプラットフォームを利用するため、最初から大きな集客効果を期待できるメリットがあります。また、既存の仕組みを利用するため、初期投資(システム構築にかかる費用や時間)が抑えられます。

 

モール型のデメリット
既存の仕組みを利用する以上、一定のロイヤリティが必要となります。また、多くの企業が参加している場合、ブランディングが非常に難しいです。
のちに説明しますが、自社店舗型の運営方法よりも拡張性が低い点も気になるポイントといえます。モール型のような型にはまった運営方法ではなく、自由に運営したい方は、自社店舗型の運営方法をおすすめします。

〈自社店舗型〉

自社店舗型は、自分たちで場所や店舗を用意して、お店を開くイメージです。代表的な構築方法は以下の4つです。

 

1.フルスクラッチ
自分でゼロからECの仕組みを制作する方法のことです。完全オーダーメイドのシステムを構築できるため、自分の理想とするものを作り上げられます。
しかし、莫大な初期投資(システム構築にかかる費用や時間)が必要となり、システムの刷新に気を配っていかなければならないため、初心者には非常に難易度が高い方法です。

 

2.パッケージ
土台となるECの仕組みを制作会社から買う方法をいいます。フルスクラッチ型ほどではありませんが、一定の拡張性があります。
こちらも初期投資(システム構築にかかる費用や時間)が比較的多めで、さらにシステムの刷新にも気を配っていく必要があります。

 

3.オープンソース
インターネット上に無料公開されているECサイトの仕組みのことです。ライセンス費用が必要ないため、予算が少ない方におすすめです。(※有名なオープンソース「EC-CUBE」には有償ライセンスも用意されています。)
一方で、拡張性を高めるにはある程度専門知識が必要となり、システムの刷新と同時に、セキュリティにも気を配る必要があります。

 

4.ASP
ASPとは、インターネットでECの運営環境をレンタルする方法です。こちらの方法なら初期投資(システム構築にかかる費用や時間)が抑えられ、システムの刷新や運用保守などの手間がかかりません。
一方で、他の方法よりも拡張性が低めであることが特徴です。また、お手頃ではあるものの販売手数料や月額費用がかかるため完全無料というわけではありません。ご注意ください。

適切な運営プラットフォーム選びのポイント

自社にマッチする運営プラットフォーム選びの大切なポイントをご説明します。

ポイント1:月商規模を確認

「フルスクラッチ」でオーダーメイドのECサイトが作れるなら、それに越したことはないでしょう。しかし、システムを開発するには想像以上に費用と時間がかかります。そのため、月商規模からどのくらい初期投資ができるのか事前によく確認しましょう。

ポイント2:自社の強みと弱みに注目

自社の形態や商品がどういった点において強いか弱いか、特徴をあげて考えてみましょう。

例)既に商品名の認知度は高い
→モール型の集客力には頼らなくていい。よりブランドを確立しやすい自社店舗型を立ち上げよう。

例)自社でのECサイト構築経験がゼロ・知識がない
→専門知識が特に必要な「オープンソース」で自社だけで作成・運営していこうというのはリスクが高い。「別の型にする」選択はもちろん、「開発会社に依頼したうえでオープンソース型にする」「サポートの手厚いサービスを探す」といった選択も候補に入ってくる。

ポイント3:今後の事業展開をふまえる

短期的に売り上げを重視するのか、長い目で見てブランドを浸透させたいのかによっても選ぶプラットフォームは異なります。

将来の運営目的によっては、
・モール型と自社店舗型の両方を運営する
・時期によってプラットフォームを移行する
などの選択肢も出てくるでしょう。あらためて事業展開を確認してみることをおすすめします。

ポイント4:開発会社(制作会社)を精査

ECサイトの構築を開発会社(制作会社)に依頼するケースにおいて重要なポイントとなります。当然「安ければどこでもいい」はNGです。得意な型やサービス内容は会社によってさまざまなので、実績をみながらよく精査していきましょう。

まとめ

運営プラットフォームの種類は、多くややこしいと感じるかもしれません。しかし、それぞれの特徴を把握していれば意外とメリット、デメリットがはっきりしてきます。まずは、自社の形態や商品の特徴をよく知り、その上で比較し選んでいきましょう。

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