WEBサイトで背景動画を効果的に利用しよう

ランディングページやコーポレートサイトのトレンドとして、最近ではキービジュアルに画像を表示するのではなく、動画を活用するケースが増えています。
実際に弊社にも「ファーストビューに背景動画を使いたい」というご要望を頂くことも少なくありません。

動画は画像よりもインパクトがあり、なんとなくこちらの意図することが伝わるのかな、と好意的なイメージで動画を考えている方も少なくないでしょう。

しかし、ただ「インパクトがある」というだけの理由で導入するのは、辞めたほうがいいかもしれません。

なぜやめたほうがいいか、後で詳しく説明します。

こちらでは背景動画のメリット、デメリットをまずご紹介します。続いて利用シーンを考え、動画を効果的に利用し、最大限にアピールする方法をご紹介します。

動画背景のメリット

動画背景のメリットは、動画そのもののメリット、すなわち文字や画像よりも雄弁であるということです。
テキストよりも多くの情報を伝達できるわけで、情報量の豊富さはバツグンです。
テキストや画像だけでは視覚からしか情報を伝えられませんが、動画コンテンツでは視覚と聴覚から情報を与えることができるため、従来のコンテンツに比べて、「短時間」で「より多く」の情報を見ている人に伝えることができます。

加えて伝えたいことを動画内で”説明”できるため、テキストやビジュアルだけでは伝えきれない細かなニュアンスまで表現可能になり、閲覧者の思考を介さずに、わずかな時間で興味を喚起できます。

このようにユーザーに思考負荷をかけさせずに、情報を分かりやすく伝えることができるのです。
またホームページの構造上不可避となる、ページをスクロールしたり、サイト内と回遊したりといった時間と手間のかかる操作をしなくても、動画を再生さえすれば情報が手に入り、しかも静止画では伝わらない「音」や「臨場感」を感じることができます。
動画が持つメッセージ性は、静止画には実現しえないものです。

動画背景のデメリット

動画背景にした場合の一番のデメリットは、メモリー負荷です。
動画でメモリーを食い、それが原因でページの読み込みが遅くなると、離脱に繋がってしまいます。
特に鮮明さを求め、動画を高画質にすればするほどデータの容量も大きくなっていくジレンマがあります。
最近ではGoogleがサイトの表示速度に注意を払うようウェブマスターに呼び掛けており、サプライヤーのひとりよがりでなく、ユーザーフレンドリーなサイトを制作するように促しています。
動画はまた、ある意味静止画よりも制作が簡単であるメリットもあります。スマホでも簡単に撮影をできますが、クオリティが低いものだとブランドイメージが崩れてしまいます。クオリティを上げるには編集が必要ですがその編集には労力がかかるので、バランスが大切です。

動画背景の利用シーン

動画背景にした場合、効果的なサイトはどのようなものなのでしょうか。

今までなかったサービスや商品

新製品もこれに当たりますが、とりわけインパクトが強いのは今までなかった商品の動画です。
写真だけを見てもその商品をどのように使うかわからない場合もあるでしょうから、そこで背景動画を使うことでユーザーにどのように使うか効果的に伝えられます。

ユーザーのモチベーションが高いサイト

動画だと重くなるので表示速度が遅くなりますが、それでもコンテンツを見たいと考えるユーザーは一定数います。それがモチベーションの高いユーザーです。
高級腕時計や自動車、ファッションなど、ブランディングを目的としたケースで動画を利用する場合、そのブランドのファンは、たとえ動画の表示速度が遅くとも離脱せず、無視してくれる可能性が高いです。
こういったサイトでは、ブランドの空気感を伝えることに重点をおくと良いでしょう。

求職者向けサイト

求職者向けサイトや採用募集などのページなど、会社紹介という大きなテーマから、社員インタビューや社内の様子のような、実際に働く人の顔が見えたほうが伝わるページの場合、背景動画が活用されています。
こうした採用コンテンツでの動画利用は、会社の「魅力を伝える」以外にも、「入社後のギャップ(こんな会社・仕事じゃないと思った)を埋める」目的で行われているケースも多くなっています。

まとめ

パソコンだけでなく、スマートフォン、タブレット端末などスマートデバイスの進化によって、動画コンテンツはすっかり私たちの生活に溶け込んできました。
背景動画は、静止画では伝えることが出来ない「メッセージ性」の部分で大きな効果を発揮します。
また短時間で多くの情報を伝えられる点、多くのユーザーに視聴してもらいやすいという点からも、動画コンテンツをビジネスに活用するメリットは小さくありません。

動画コンテンツの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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