IKEAのフォント

日本でも人気の高い「IKEA」ですが
7月に発行されている、今年下半期から使える2010年のカタログでIKEAの歴史始まって以来はじめて、使用フォントを変えました。
これまでIKEAでは、フォルクス・ワーゲンや、ルイヴィトンのロゴでもつかわれている
「Futura」というフォントを使ってきたのですが、それを「Verdana」に切り替えたということです。
(日本のカタログはまだFuturaのようです。)

新しく採用された「Verdana」はマイクロソフトが開発した、ディスプレイ上での表示を念頭においたフォントで、紙面ではなくパソコン画面で読まれることを目的としています。
Windowsだけでなく、Macintoshにも標準でインストールされているフォントなのですが、この変更が、一部のファンには不評なのだそうです。

Futuraフォント

IKEAのスポークスパーソンは、変えた理由を
「Verdanaは様々な媒体と言語で使える、シンプルでコストエフェクティブなフォントだから」
と説明しています。

おそらく、カタログや広告に使うフォントをWebや紙など媒体ごとに変える必要がなく、費用対効果があがるということと、ブランドイメージにも統一感を持たせることができるということが今回のフォント変更の主な理由だと思います。

しかし長年のファンにとっては標準でインストールされているフォントに変更したというのがブランドイメージの統一感よりも、コストの為に変更したという感じが強くするので納得できないのかもしれません。

とはいえ、ロゴなどはこれまで通りであくまでカタログ等で使用しているフォントを変更しただけということなのでちょっと騒ぎすぎかとも思いますが。

ただ、フォントひとつでブランドイメージや雰囲気がガラっと変わることもあるので、今回のこのニュースを見てフォント選びもデザインの大事な要素だということを改めて教えられた気がします。

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