Helvetica(ヘルベチカ)

FENDI
Nestle
TOYOTA
BMW
MUJI
Comme des Garçons
Dole

これらのブランドの共通点、わかりますか?

世界に名のあるブランドというのも
確かにそうではあるのですが
実はロゴに使われている書体がみんな

Helvetica(ヘルベチカ)

なんです。

そういわれて見ると、確かにって思いますよね。

先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている

【Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展】
へ行ってきました。

ヘルベチカは私の好きなフォントのひとつ。

でも学生時代は正直あまり好きではありませんでした。
シンプルすぎてどう使っていいのかよくわからなかったのです。
でもこの仕事を初めてからそのシンプルであるが故の魅力に気づき、
趣味の方でも本当によく使うようになりました。

この展覧会ではそのヘルベチカが誕生するまでの経緯やその清刷、手書きもの、

ヘルベチカを使用した国内外のデザイン、ポスター、
プロダクトの紹介などがありました。(中にアスクルの商品も見受けました)

中でも、書体が出来上がるまでの全ての清刷が貼られたノートには

かなり長い時間見入ってしまいました。
パッと見いまのものとほとんど変わらないように見えるのに、
チェックされた部分の注訳を読むと「ここが太すぎる」とか「長すぎる」とか、
『ああ…そういわれたら…そうかも』というような細かい指示が盛りだくさんなのです。
全て手の時代に何度も何度も修正を重ねて…
その仕事ぶりにただ感心するばかりでした。

時が経ち、誰もが知っているブランドにも

無造作に捨てられるチラシにも使われるようになった
「ヘルベチカ」というフォント。
今の時代はコンピューターの中に常にあって
それを何気なく使ってしまう日々ですが
久しぶりに書体見本帳を開いて
その美しさを見直してみようと思います。
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