SDGsロゴをWebサイトで使う時の注意点

img_10ここ数年、ダイバーシティやサステナブルへの注目が非常に高まっています。2015年9月に、ニューヨークの国連では2030年までに達成すべき国際社会共通の17の目標(SDGs=Sustainable Development Goals)が掲げられ、全世界での取り組みが呼びかけられています。

 

今回は、SDGsロゴをWebサイトで利用する場合、どのようなアイコンなら利用できるのか、具体的な種類や使用時の注意点、申請許可の有無などについてわかりやすく解説していきます。

企業がSDGsに取り組むメリット

SDGsとは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」のことです。企業においてもSDGsへの取り組みをWebサイトでアピールすることによって企業価値の向上や採用力の強化などのメリットがあります。

SDGsへの意識が高まれば、自然と新市場の開拓や新事業の創出に積極的になれる効果が期待できます。そのような積極的な姿勢は、企業の社会的な評価向上が期待できる点では大きなメリットとなるでしょう。

SDGsロゴ・アイコンの種類

SDGsロゴやアイコンは、どのような種類があるのでしょうか。実際に利用していくにあたって、どのようなものが利用可能なのか、ひとつずつ確認していきましょう。

SDGsロゴ(国連主体向け国連エンブレム付きorなし)

まずは、Sustainable Development Goalsの正式名称が入ったものです。こちらは、国連エンブレムが付属するものとしないものがあります。形状は、縦型・横型の2種類となっており、カラーは青以外にも白・黒のいずれかから選べます。

 
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SDGsカラーホイール

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もっとも目にするのがこちらのSDGsカラーホイールではないでしょうか。現在、バッジに採用されているのがこちらのデザインです。広告やポスターなど、幅広く利用されています。

17のSDGsアイコン

17のSDGsアイコンは、文字を読むことが苦手な方でも視覚的にわかりやすく情報表示が行われています。これらのカラー版以外にも、反転・白・黒のいずれかから選べます。
 
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17のSDGsアイコン(アニメーション)

Webサイトでの利用に限定されてしまいますが、SDGsアイコンにはアニメーションのものもあります。デザインが動くため、多くの人に見てもらいやすく非常にインパクトがあります。現在、国連公用語の6ヵ国の言語で表示可能となっており、6ヵ国の言語がアニメーションで切り替わります。

 
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SDGsロゴ・アイコン使用時の注意点

SDGsロゴ・アイコンを使用する際は、次の点に注意しながら利用してください。

【注意点1】SDGsロゴ・アイコンの改変は禁止

SDGsロゴ・アイコンは、基本的に改変は禁止されています。そのため、形を自由には変えられません。例えば「自社のWebサイトのトンマナに合わせて彩度の低い色に変えたい」「SDGsのロゴのフォントをWebサイトで使っているフォントに合わせたい」などはNGです。

 
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【注意点2】SDGsロゴは白または薄グレーの背景色でのみ使用可能

SDGsロゴの利用の際は、背景のカラーに注意してください。白または薄グレー(# F1F1F1)の背景色での利用に限定されています。SDGsロゴの背景に写真を配置したり、白か薄グレー以外の色を背景色にしたりしてはいけません。
また、白黒版のロゴはそれぞれの反対色を背景色にした場合のみ使用可能です。(白いロゴの場合、背景色は黒)

 
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【注意点3】SDGsロゴ・アイコンなどを自社ロゴと組み合わせる場合

SDGsロゴ・SDGsアイコン・カラーホイールと自社ロゴを並列して掲載する場合には特に厳密な規定があります。まず自社ロゴをSDGsロゴの高さよりも大きくしないこと。次に自社ロゴとSDGsロゴの間にスペースを設け黒(#000000)の線で区切ることが定められています。
また、SDGsロゴとカラーホイールを自社ロゴと組み合わせる場合には「(主体名/私たち)は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。」という文言を添えて掲載する必要があります。

 
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【注意点4】SDGsアイコンは一列あるいは左寄せでグループとして表示

SDGsアイコンは、位置を移動させたり、デザインの一部を取り出して表示したりしてはいけません。一列あるいは左寄せでグループとして表示するのが正しい使い方です。

 
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SDGsロゴ・アイコンの使用は許可が必要?

SDGsロゴやアイコンですが、使用には許可が必要となるのでしょうか。たとえば、商業用途や資金調達目的(商品パッケージ、有料書籍や出版物、参加費を徴収するイベントのチラシなどに使用する場合)での使用には、国連本部へ使用許可を申請する必要があります。

一方で、「情報目的」での使用は許可の申請は必要ありません。情報目的とは、SDGsそのものの認知・普及のための使用、SDGsの取り組み事例を紹介することを目的とした使用です。

オリジナルSDGsロゴを作った例

オリジナルSDGsロゴの使用許可は、国連本部へ英語のメールで申請しなければならないため、ハードルが高いと感じられる方もいるでしょう。そのため、オリジナルSDGsロゴを使っている団体があります。

たとえば、長野県にはSDGsの推進に積極的な企業を応援するため、長野県SDGs推進企業登録制度というものがあります。こちらに登録すれば、長野県を組み合わせたオリジナルSDGsロゴを利用できます。

 

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フリー素材サイトで配布されているオリジナルSDGsロゴ

このように自治体のオリジナルSDGsロゴを利用するのもひとつの方法ですが、SDGs17の目標のカラーリングを使用してオリジナルロゴを作成すれば、国連への許可なしで利用できます。フリー素材サイトなどでも配布されていますので、許可が必要か判断が難しい場合や、英語での許可申請に不安がある場合は活用を検討しても良いでしょう。

まとめ

ダイバーシティやサステナブルへの移行が急速に進む現代社会では、SDGsへの積極的な姿勢が求められます。消費者の中には、企業がSDGsを意識しているかという点で商品やサービスを選ぶという意識もさらに拡大していくでしょう。企業価値の向上や社会貢献の活動を検討している場合には、SDGsへの取り組みとその事例のWebサイトでの紹介を試みてみてはいかがでしょうか。

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