認知負荷を軽減するための5つのポイント

認知負荷を軽減するための5つのポイント自社のWebサイトを作っていると、こんなことはありませんか。

 

  • どれもユーザーに見てほしくて、1つのページに情報を詰め込みたくなる
  • 他社との差別化がしたくて、自社の強い独創性を押し出したくなる

などなど
しかしそれはサイトを訪れるユーザーに、余計なことを考えさせすぎるかもしれません。
ユーザーにモノを考えさせすぎる状態、これを「認知負荷」と言います。
認知負荷の高いWebサイトは、一般ユーザーにはなんだこれ?居づらいな…と思われページ離脱は必至です。
では認知負荷について、詳しく見ていきましょう。

 

認知負荷とその原因

認知負荷とは、Webサイトにおいてはそのサイトの閲覧方法を理解する際の努力、ということになります。
この認知負荷が増えるとその分、閲覧しにくいWebサイトという風に脳が判断します。というのも、情報の処理に時間がかかり、嫌気がさしてしまうからです。
では具体的に認知負荷が高めのWebサイトとはいったいどのようなものなのでしょうか。
認知負荷が増大する主な要因は、一般的に以下の3つと言われています。
1:選択肢が多すぎる
2:立ち止まってよく考える必要がある
3:不明瞭である
クリックできるボタンが多すぎる、何を言っているのか文章がわかりづらい、グラフィックが重なり合って見えにくいなどなど。
この3つのケースでは、「コンテンツを純粋に理解する」以外の無駄な情報処理作業が発生します。

 

ユーザーの認知負荷がWebサイトに与える影響

Webサイトにおける認知負荷の増大はユーザーにどのような影響を与えるのでしょうか。
たとえば

 

  • ユーザーを行動喚起するボタンやリンク、お問い合わせのボタン(コールトゥアクションボタン)などに気づかない、ユーザーが一番ほしい時にそれを見つけられない。
  • クリックする場所を間違えたりして手間が増える。
  • そもそもサイトの見方がわからない。

などが主なところです。
こういった認知負荷が続くと、当然サイトの情報を理解しようとする意欲は薄まり、結果的にそのWebサイトに対する信用度が落ちます。

 

Webサイトにおいて認知負荷を軽減するためのポイント

では、Webサイトを制作または管理する側では、どのように認知負荷を軽減していけばよいのか、わかりやすい事例を5つ紹介します。

 

1 本当に必要な要素かどうか判別する

過剰な配色や画像、凝りすぎたデザイン、わかりづらいレイアウトなどユーザーの目的達成の邪魔をする要素は極力排除すべきです。
それが本当に必要なのか、キッチリ判断しましょう。

 

2 よく使われている一般的なデザインパターンを採用する

特にインターフェースにおいて目新しさや個性を追い求めすぎるのは要注意です。ユーザーは普段見慣れない要素に遭遇すると、なんだこれ?ボタンかな?ただの説明文かな?などと迷いかねません。
ユーザーがすでに慣れているデザインを踏襲すれば、わざわざ新しく認知する必要はないので、負担を軽減できますね。

 

3 選択肢は減らす、もしくはまとめる

選択肢を最小限にするだけで負担は軽減されます。逆にあまりに多い選択肢を目の前にすると人は思考停止に陥るでしょう。ですからフォームやドロップダウンなどで選択肢をあたえるときは、なるべくブロックでまとめたり、数を最小限にとどめましょう。

 

4 不要なタスクを減らす

ユーザーにコンテンツを読ませ、覚えさせ、動画を見せ、買うか買わないか決断させるなど、いろいろやらせてしまうとその分負荷がかかります。
余計なタスクは与えず、以前入力した情報を利用したり、編集可能なものにするなど、一部のタスクを自動化すると負担軽減につながるでしょう。

 

5 サイト内のデザインに一貫性を持たせる

一貫性を持たせることで得られる効果はただ「見た目が揃っていて美しい」だけではありません。
Webサイト内でデザインのルールを統一し共通パターンの要素で構成することで、ユーザーは

 

  • テキストリンクの色は青で、下線がついている
  • ハートのアイコンは「お気に入り」に追加するボタンだ

などといったように、そのサイト内におけるルールを学習し適応していくことが可能になります。
見た目のあしらいだけでなく、ページ遷移の仕方やラベリングの一貫性も含めて考えていきましょう。

 

まとめ

認知負荷を軽減するためのポイントをまとめてみると、なんだか当たり前のようなものばかりでしたね。
しかし、なにが正しい方法なのか、はっきりとした正解が無いのが難しいところ。対象ユーザーの受け取り方やリテラシー、興味の深さによって反応は様々だからです。
自社のサイトはどんなユーザーが見るのか、どんなユーザーに見てもらいたいのかをよく知り、判断していきましょう。

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