東京都新宿区のWeb制作会社 - ウェブラボ株式会社

ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

新サイトは、サブドメイン or 別ドメイン、それとも・・・

2016.09.12

質問独自ドメインは取得していますが、業務ごとにいくつかのサイトを作りたいと考えています。その際、サブドメインで作るのと、別にドメインを取得して作るのではSEO対策としては、どちらが良いでしょうか?

迷いますよね。
私も迷うことが多いです。

方法としては、次の3つがあり、それぞれ次のようなSEO上のメリット・デメリットがあるので、これを念頭に置きつつ選択してください。

【方法1】
各業務のサイトを、同一ドメイン配下に置く方法

例)example.jp/service1/
  example.jp/service2/
  example.jp/service3/

[メリット・デメリット]
必然的に、この3つの方法の中ではexample.jp内の情報量が最も増えるので、example.jp自体のSEOパワーを強くしやすいです。
但し、service1、2、3は同じテーマの話題である必要があります。例えば、「Web制作」「SEO」「スマホ対応」のような“Web制作”というテーマに関連する業務はOKですが、もし「Web制作」「印刷デザイン」「広告運用」のような離れたテーマの業務ならば、次の方法2か3にすべきです。

【方法2】
各業務のサイトを、サブドメインで作る方法

例)service1.example.jp
  service2.example.jp
  service3.example.jp

[メリット・デメリット]
SEOではドメインの運用歴が長い方が有利です。
example.jpの運用歴が長いならば、全くの新規ドメインよりも多少有利になります。
但し、サブドメインはSEO的にはそれぞれ別サイト扱いなので、個々のサイトが充実していっても、example.jp全体で充実したという風には見てもらえません。

【方法3】
各業務のサイトを、別ドメインで作る方法

例)service1.jp
  service2.jp
  service3.jp

[メリット・デメリット]
最大のメリットは、メインサイトに外部リンクを張れることです。但し、方法2と同じで、それぞれのサイトが充実してもSEOパワー的には分散された状態になります。

*   *   *

業務別にサイトを作りたい場合の方法を3つと、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
読んでお分かりの通り、新たに作りたいサイトの内容が、本体サイトとどのくらいテーマ性が似ているかが判断の分かれ目になります。

以下は、私だったらですが・・・

もし新サイトの業務内容が本体と同じテーマのものなのであれば、サブドメインにはせず、同一ドメイン内でコンテンツを充実させます。
全く異なったテーマ、もしくは、弊社の「サイト職人」のように、会社名とは別のブランド名を認知させたいような場合は、別ドメインにします。
メインのドメインは、これ以上はいらないというぐらい十分SEOが効いていて、かつテーマの類似性があまり無い場合、しかもメインサイトのexample.jpというブランドドメインを使用したいような場合はサブドメインにします。

ご参考にしてください。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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