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2015年7月 今月の質問

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ウェブラボ代表の山浦がお客様から頂いた質問に答えるコーナーです。毎月ひとつのテーマを取り上げ、分かりやすくご説明します。 Webサイト制作について・サイトの運営についてなどなど、皆様からのご質問をお待ちしております。

社長コラム あなたの質問に答えます

作成日:2015年7月25日

7月の
テーマ
DMPって何ですか?
DMPとはData Management Platformの略です。
一言で言うと、パーソナライズされた広告やメール配信、Webサイトの表示などを行うために、ユーザーのWebサイトにおける行動履歴など、さまざまなデータを取り込み、整理するデータベースです。

先日、熱海にある、とあるホテルの仕事をしました。

 

そのホテルの評判などを知るために、トリップアドバイザーや楽天トラベルなどを調査していました。

 

そうしたら、ニュースサイトやブログなどを見ていると、熱海のホテルの広告が追いかけてくるようになり、トリップアドバイザーからはオススメメールが来てしまいました。

 

私は、トリップアドバイザーでも楽天トラベルでも、欲しい情報にチェック入れて送信するようなことはしていません。私の行動履歴を見て、プログラムによって自動配信されています。

 

この裏側にある仕組みがDMPです。

DMPとはData Management Platformの略です。

一言で言うと、パーソナライズされた広告やメール配信、Webサイトの表示などを行うために、ユーザーのWebサイトにおける行動履歴など、さまざまなデータを取り込み、整理するデータベースです。

 

DMP自体は入れ物にすぎません。DMPに溜まった情報は、それだけでも価値のあるものですが、外部の広告配信システムやメールシステム、Webサイトのコンテンツを制御するCMSなどに情報を受け渡すことで、そのデータを活用することができます。

 

DMPに取り込むデータは、主に3つあります。

 

1)自社Webサイトのデータ。

アクセス数や流入元、アクセス頻度や行動履歴、ログインIDなど

 

2)自社が保有するリアルデータ。

顧客データや購買データ、商品データやPOSデータなど

 

3)外部データ

SNSのAPIやアドネットワークなどの広告配信プラットフォーム、外部Webサイトのアクセスデータなど、外部から調達できる情報

図にすると、下記のようになります。

 

 

1)と2)を扱うものを「プライベートDMP」、1)と3)を扱うものを「パブリックDMP」と言います。

 

これらから集めたユーザーの個人情報や行動履歴から、ユーザーへの理解を深めたり、またそのユーザーに似たユーザーを抽出したりといったことができるようになります。つまり、まだ接触できていない有力な見込み客へのマーケティングにデータを活かしていくことができるのですが、その辺が既に接触済みの顧客データをベースにしたCRMとの違いであり、メリットであると言えます。

 

自社のWebサイトのデータと、外部のデータをどうやって結び付けているのか疑問に感じますが、技術的にはWebサイトのログインIDやCookie情報をキーにして整理しています。

 

そして、その整理されたデータを、最適な人に最適なタイミングで、最適な広告やコンテンツを提供できるようにする。DMPはそのためのデータベースなのです。

 

国内のDMPプレイヤーには、次のようなものがあります。

(正直、私は各社の特徴などについてはあまり詳しくは知りません。さらに、下記以外にも多くのサービス会社が参入しています。各社の特徴などは「DMP 比較」などとググってみてください。)

サービス名提供会社 
AudienceONE モデューロ(DACグループ) パブリックDMP
Nebula Intimate Merger(Preferred Infrastructureとフリークアウトの合弁会社) パブリックDMP
Krux cci(電通グループ) プライベートDMP
Xrost DMP Platfom ID(オプトとCCCの合弁会社) プライベートDMP
cosmi Relationship Suite adingo プライベートDMP
Rtoaster ブレインパッド プライベートDMP
RightSegment RightSegment(サイバーエージェント子会社) プライベートDMP
smarticA!DMP アルベルト(DACグループ) プライベートDMP
MOTHER フリークアウト プライベートDMP
BrightTag Fuse ヤフー プライベートDMP
Amazon Redshift Amazon プライベートDMP

実は、アクセス解析でおなじみの Google Analytics もDMPとして活用できます。Webサイト訪問者のサイト内行動データや会員情報(会員情報をデータ連携させる必要がある)からターゲットリストを作成し、Google AdWordsのリマーケティングに利用することができます。プレミアム版では、DoubleClick Bid Managerというディスプレイ広告などの広告配信プラットフォーム(DSP)と連携することもできるそうです。

 

最近は国内DMPのリリースだけでなく、海外勢も続々と参入してきていて、これから導入を検討する企業も増えていくと思います。

但し、DMPはマーケティングをオートメーション化する“魔法の杖”のように感じてしまいますが、決してそうではないということは認識しておかなければなりません。せっかく導入したものの、結局使いこなせないということも多いそうです。

 

一度導入をしてしまうと、簡単にスイッチできるものではありません。

何のためにDMPを導入するのか、目的を明確にするのはもちろん、その目的のためにどのDMPを選ぶか、どのようにデータを収集し整理していくのか、どのようにユーザーをセグメント化するべきなのかなどを、きちんと設計していく必要があります。

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