Web制作・ホームページ制作 HOME > 社長コラム あなたの質問に答えます > 2015年5月 今月の質問

2015年5月 今月の質問

社長コラム

  • バックナンバー

ウェブラボ代表の山浦がお客様から頂いた質問に答えるコーナーです。毎月ひとつのテーマを取り上げ、分かりやすくご説明します。 Webサイト制作について・サイトの運営についてなどなど、皆様からのご質問をお待ちしております。

社長コラム あなたの質問に答えます

作成日:2015年5月25日

5月の
テーマ
よくターゲットを絞れと言われますが、非常に難しいと感じています。現に弊社にはいろいろなお客様がいます。
Webサイトのターゲットは本当に絞った方が良いのでしょうか?
絞るのであれば、どこまで絞ったら良いのでしょうか?
一般的な企業であれば、ターゲットは絞った方が良いです。
ですが、どこまで絞るか、どのように絞るかについては、文脈によって異なります。

「ターゲットを絞れ」ってよく言われますが、実際にやってみると難しいですよね。
反応が減るのではないか?という不安がいつもつきまといます。

 

マーケティングにおいて、ターゲットの話は主に“ポジショニング”と“クリエイティブ”の2つの文脈で語られることが多いです。
それぞれ見ていきましょう。

ターゲット設定とポジショニング

「ターゲットを絞る」ことについて語られる文脈の1つ目が“ポジショニング”上の話です。

 

ほとんど競合がいない市場においては、その商品・サービスを購入したい人がターゲットになると思います。

でも今どき、そういう市場にお目にかかることはほとんどありません。

あってもそれまでに無かった新しい商品カテゴリという場合がほとんどです。近年であれば、スマートフォンがあります。でも、すぐに競合が現れて、アッという間に競争市場になってしまいました。

 

競合がいる市場においては、ターゲットを絞ることでポジショニングが明確になり、差別化につながります。 例えば、Web制作業界を見てみると分かりやすいです。

 

しかし、市場が成熟していくにつれて、参入が相次ぎ、今では星の数ほどWeb制作会社が存在します。Webサイトを作れるというだけでは仕事がとれません。差別化を図る必要があります。

 

まず現れたのが、通販会社などのECをやりたい企業にターゲットを絞った「EC専門」の制作会社です。楽天市場でのショップ構築を専門にする会社なども現れました。

 

その後、もっと分かりやすい差別化、「○○専門」を謳う制作会社が現れました。「工務店専門」「治療院専門」「弁護士専門」「歯科医専門」「不動産会社専門」などといった具合です。

 

この戦略は、効果的です。もしあなたが弁護士だったとします。デザインや技術的な制作能力が同じA制作会社とB制作会社があり、A制作会社は普通の一般的な制作会社、B制作会社が「弁護士専門」を謳っていたら、B制作会社に発注したくなるのではないでしょうか。なぜなら、弁護士のWebサイトを数多く作ってきているのであれば、経験も豊富なはずだし、きっとノウハウも持っているに違いないと思うからです。

ターゲット設定とクリエイティブ

「ターゲットを絞ることについて語られる文脈の2つ目が“クリエイティブ”上の話です。

キャッチコピーやコンテンツを考える際に、よく理想的なお客さん一人をイメージしろと言います。

 

確かに、一人の人をイメージすると、作業がしやすい上に、クリエイティブの質もあがります。

 

例えば、育毛剤のキャッチコピーを考える時に、40代前半の男性に向けて書きなさいと言われるより、43歳の営業職で子供が二人いて、奥さんから最近「髪が薄くなってきたね」と言われ、気になりはじめたけどどうして良いか分からない山田さんに向けて書きなさいと言われた方が簡単ですよね?

そして、出来上がりも刺さるメッセージになるはずです。

 

この考え方は、Webサイトに必要なコンテンツや原稿を作成する時も同様ですし、ユーザビリティのチェックをする際にも使ったりします。

 

このように、典型的なターゲットとなる一人の人物像を描くことを「ペルソナ」と言います。

 

ペルソナを作る際には、その人の名前(仮名でも良い)、年齢、職業、年収、家族構成、居住地、趣味、仕事、年収、愛車などを洗い出してみます。

そして、普段どんな悩みや感情をもっているのか、どんなことにやりがいや喜びを感じるのか、どういう価値観を持っているのか、何を大切にしているのか、どんな思い込みを持っているのか、を明確にしていきます。

 

ペルソナ作成例

複数のターゲットが存在する場合はどうする?

ウェスティンホテル東京のホームページ(http://www.westin-tokyo.co.jp/

メインナビゲーションはお客様のニーズ別になっている

さて、どう考えても、ターゲットが複数あるという場合ってありますよね?

例えば、典型的な例でいうとホテルがそうです。

一般宿泊客とウェディング、あとはレストラン利用だけの人や会議室を使いたい人などがいます。

 その場合は、それぞれにペルソナを想定して、その人たちに向けたページを制作します。

トップページは、それぞれのターゲットをきちんとその人達用のページに誘導することが役目になります。

 

必然的に、トップページのメニューボタンは自社が言いたいではなくて、お客様のニーズ毎メニューになります。

 

リスティング広告などを展開している場合は、直接その人たちに向けたページに誘導します。

SEOの設定キーワードも、トップページに全部を盛り込むことをせず、それぞれのページに必要なキーワードを埋め込むということを行います。

 

もし商品もターゲットも全く異なるという場合は、無理に1つのWebサイトにまとめようとするのではなく、別サイトで展開した方が良いです。

*  *  *

 

 

理論的なことを書いてきましたが、理論的には分かっても、実際にやってみると不安が顔をのぞかせたりしてやっぱり難しいものです。

そんな時は、こう考えてみてください。

 

Webサイトのコンバージョン率(お問い合わせや資料請求などの反響率)の目安は1%程度と言われています。つまり、1000人が訪問して、10人がお問い合わせをするということですが、逆に言い換えれば、残りの990人には無視されても良いということです。

 

この10人は「これは自分のことだ」「この商品は自分が探していたものだ」と思ったから反応してくれました。10人に刺さるメッセージを作ったから、10人が反応してくれたのです。

じゃぁ、もっと反応を取りに行こうと、100人に関係あるメッセージを作ろうとすると、10人の時よりもメッセージは具体性を欠いたものになります。

すると恐らく10人よりも反応率が下がります。

 

99%の人には無視されてもいい!

そう考えると、少し気が楽になりませんか!?

中小企業のための11日間Web講座 無料
社長ブログ
スタッフブログ
中小企業のための11日間Web講座 無料

ウェブラボ運営のFacebookはこちら
Webサイトの運用や制作に関するニュースをピックアップしてお届けしています。

pagetop

CONTACT お問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください。

Web制作・コンサルティング・システム開発に関するお問い合わせ・
お見積もり依頼は、電話・問い合わせフォームより受け付けております。

0120-546-384受付時間:平日10:00〜18:00

今すぐ相談する

今すぐ相談する