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2013年8月 今月の質問

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ウェブラボ代表の山浦がお客様から頂いた質問に答えるコーナーです。毎月ひとつのテーマを取り上げ、分かりやすくご説明します。 Webサイト制作について・サイトの運営についてなどなど、皆様からのご質問をお待ちしております。

社長コラム あなたの質問に答えます

作成日:2013年8月26日

8月の
テーマ
最近、ビックデータという言葉をよく耳にします。
何となく分かるようで分かりません。
当社は中小企業ですが、Web担当者としてビックデータについてどう対処していくべきですか?

特に今はビックデータを意識して何か特別な行動をする必要はありません。
まずはビックデータとは何なのか、今後どのように活用されるものなのかを知っておいてください。

 

今年、「ビックデータ」はIT業界でもっとも旬なキーワードではないでしょうか。

確かに、何となく分かるようで、分からない言葉ですよね。

 

ビックデータについては、書籍も結構出揃ってきましたので、詳細はそちらにお任せするとして、ここではWeb担当者が知っておいた方が良いことを簡単にまとめます。

 

ビックデータとは、その名の通り、膨大なデータのことです。

これまでも大量のデータを処理するということは行われてきましたが、ほとんどがデータベースへの格納を前提とした構造化されたデータでした。

今、注目されているのは、大量の非構造化データのことを指します。

例えば、動画や画像の中身、SNSでのつぶやき、人々の行動履歴といったものです。

 

そして今、それらから社会やビジネス上の問題解決を行うための意味あるデータを抽出するビジネスがビックデータビジネスとして注目されています。

なぜ今、ビックデータなの?

これには2つの理由があると思います。

1つは、生み出される情報量が圧倒的に増えたということです。

ブログやSNSなどのCGM(Consumere Generated Media)の登場があり、人々が気軽に情報発信するようになりました。

さらにそこに気軽に投稿ができるスマートフォンなどモバイル端末の登場が、ネット上の情報量の増加に拍車をかけました。

 

またカーナビ、デジタル家電、セキュリティシステムのセンサーまで、あらゆるものがデジタル化されて、履歴などが蓄積されています。

例えば、あなたが家を出て会社に着きPCを立ち上げるまでに、どれだけのデジタルデータが生み出されているか想像してみてください。

駅の改札でSuicaをタッチし、駅の売店で雑誌を買い、会社前のコンビニでSuicaを使ってコーヒーを買い、会社のセキュリティゲートをくぐってタイムカードを押し、PCを立ち上げる。一連の行動履歴は記録されているのです。

 

世界のデータ流通量は、ここ2年だけでも倍増し、2.7ゼッタバイトという量なのだそうです(ゼッタは1兆の10億倍)。

20年までには35ゼッタバイトまで増えるらしいです。

大きすぎて、何だか全く実感がわかない数字ですね。

 

2つ目は、技術的に処理できる情報量が増えたということです。

コンピュータの処理能力の飛躍的な向上はいうまでもなく、情報を保存するストレージや、処理を分散する技術などの進歩によって、今まで出来なかったような途方もない量のデータを処理することが現実的になってきました。

あなたも既にビックデータを使っている

JRの駅などで最近よく見かけるタッチパネル式の自動販売機

タッチパネル式自販機 acure<アキュア>

実は、ビックデータは既にあなたも身近に接しているはずです。

 

真っ先に思いつくのがgoogleです。

世の中にある膨大なデータを自社サーバに格納し、検索ユーザーのニーズに応じて必要なデータを表示しています。

また、ユーザーの行動履歴から、そのユーザーの属性や趣向まで、かなり正確に把握していて、そのデータはインタレストベース広告という広告で利用されています。

アマゾンのレコメンドなども、膨大なユーザーの行動履歴や購入履歴といったビックデータを活用した例です。

 

ネットの世界だけでなく、リアルの世界でもビックデータの活用は進んでいます。

例えば、JRの駅などで最近よく見かけるタッチパネル式の自動販売機。

自動販売機の前に立つと、前面に付いているセンサーが人を検知、年齢や性別を判断し、温度や時間帯からsuicaの個人情報や購買履歴などを参考に、その人に最適な商品にオススメマークを付けます。

 

その他にも、天気予報や地震といった自然災害予測、高速道路の渋滞予測などでも活用が進んでいるそうです。

ビックデータの今後

最近は頻繁にニュースにもなっているので、日経新聞やビジネス誌の記事などに注目してみてください。

googleのマッチング精度はどんどんあがっていくでしょう。

中小規模のECサイトでもレコメンドエンジンの導入が進むかもしれませんし、現在は大企業しか導入していないSNSのつぶやき分析なども、中小企業でも安価に利用できる日が来るかもしれません。

 

今後は、構造化されデータベースに格納されているデータも、非構造化データも、両方とも当たり前のようにマーケティングに活用されてどんどん身近なものになっていくでしょう。

わざわざ「ビックデータ」という言葉もしだいに使われなくなるのではないでしょうか。

 

最近は頻繁にニュースにもなっているので、日経新聞やビジネス誌の記事などに注目してみてください。

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