2週間、修理に出していた7年愛用の靴がピカピカになって帰ってきました。
これです。
革のソールに穴が空いたのでソールを新しい物に交換してもらいました。
この靴、イギリスメーカーのもので、とても高かったんです。
シューツリー込みで9万円ぐらいしました。
2〜3ヶ月に1回、オイルを塗ってあげて大事に履いています。
この靴は、グッドイヤーウェルト製法というもので作られたもので、大事に履けば、20年でも30年でも履けます。
(高価な靴は、ほとんどこの製法)
イギリス紳士の代表、チャールズ皇太子も、この製法の靴を履いていて、彼が40年以上履いている靴は靴好きの人にはちょっと有名なんです。
これです。
カッコイイー!
■会社を経営するようになって、だんだんお会いする人達が偉くなってくると、もっとちゃんといした格好をしなければならないと思うようになりました。
靴が良ければ、AOYAMAのスーツも結構良いスーツに見えます。でも靴がいまいちだと、どんなに良いスーツを着ても、ダメなんです。
それまでは1〜2万の靴を毎年、買い換えていましたが、10年ぐらい履くと、高い靴を長く履くのとあまり変わらなくなるということを知り、そういう靴を買うのをやめました。
初期費用は高いけど、長いスパンで見たら結局同じぐらいお金を使うのであれば、良いものを身につけた方が良いに決まっています。
相手の印象も良くなるし、自分も気分が良いので、商談の場に自信を持って挑めます。
やっぱり、身なりが貧素だと、商談も自信を持って挑めません。
今までは、靴は消耗品だと思っていましたが、私はこの靴を買うとき、消費じゃなくて投資という意識で買いました。
■最近、思うのは、稼ぐことよりも、賢くお金をつかうことの方が難しいということです。
いかに消費じゃなくて、良い投資にするか。
例えば、
10万円かけて作って100万儲かるより、
100万円かけて良いサイトができれば1000万儲かるかもしれない。
そっちの方が投資としては成功です。
それに100万のサイトを持っていた方がビジネスをしていても気分がいいし、自社に自信を持てます。
■そう言えば、先日、新しい靴を買ったら、妻から「また、靴買ったの?」と言われちゃいました。
「いや、これは投資だから・・・」と返事をした私。
人は感情でモノを買い、理屈で正当化する。
