本日はWebの話ではなく、営業の話です。興味の無い方はスルーしてください。
■あなたは、営業マンから何かモノを買ったり、契約した時に
「お知り合いをご紹介していただけませんか?」
と言われたことはありますか?
私は、会社の代表という立場上、よくあります。
「この人、営業上手いなぁ」と思う人であればあるほど、このセリフを必ず言います。
■もうだいぶ前の話ですが、ダイナースカードの営業を受けたことがあります。
今は親会社がシティから三井住友に代わってしまったので、今でも営業をやっているのか知りませんが、その時の印象は、「ダイナースカードも営業するんだ」とちょっと驚きました。
で、話を聞いてみると、一般カードではなく黒いビジネスカードの営業だったのです。
経営者にターゲットを絞って営業しているようでした。
ちょうど、リスティング広告の扱いも増えてきて、上限を気にせずに決済できるカードが欲しかったので、契約することにしました。
結構、年会費は高いんですけどね、見事なセールストークで、割とスムーズに契約したんです。
そして、最後にやはり
「お知り合いの社長さんで、ご興味お持ちいただけそうな方、いらっしゃいませんか?」
と聞いてきました。
人によっては、とってもメリットのあるカードなので、
興味を持ちそうな知り合いの社長に連絡してその営業マンを紹介しました。
■御社の顧客獲得コストっていくらでしょうか?
最後にたった一言
「お知り合いをご紹介していただけませんか?」
と付け加えるだけで、顧客獲得コストをほとんどかけずにお客さんを獲得することができるかもしれません。
■最も“紹介”を得やすいタイミングは、モノを買った瞬間です。
お客さんのモチベーションは、買った瞬間から急速に下がっていくと言われています。
あなたも経験ありませんか?
買った瞬間から、「この買い物は本当に良かったのか」と自問し始めたこと。
ですから、後々から“紹介キャンペーン”などをやるより一番モチベーションが高い“買った瞬間”に、紹介をお願いするのが一番成功率が高いです。
■そしてもう1つ、「類は友を呼ぶ」と言いますが、経営者の周りには経営者の友人が多い、つまりその購入者と同じ属性の人が多いのです。
私も初回面談で即決してくれたお客さんに、この方法でお知り合いの社長を紹介してもらったことがあります。
SEOとかリスティング広告とか、いろいろとマーケティングテクニックはありますが、そこにお金を労力をつぎ込む前にこんな簡単な工夫を徹底するだけで売上を伸ばせるかもしれません。
