お客様インタビューの依頼のコツ

当社はWeb制作部隊を社内に持つ新潟の印刷会社です。

23日のメルマガ「御社の中にある超優良コンテンツ」で、お客様の声の有効性を書いてらっしゃいましたが、インタビューに応じてくださったお客様へのお礼はどのような形でされているのでしょうか？

正直弊社のお客様は「いやいやいや、そんな写真なんて・・・インタビューなんて・・・」という方が多いです。

結構なボリュームのインタビューに応じてくださり、そしてお写真まで掲載させてくださる…そのコツを知りたいです。

また、弊社は70年続いている会社ですが、お客様の声を集める習慣がなかったせいかその有効性を認識しながらも放置状態です。

なんとか社員の重い腰をあげさせるコツはありますでしょうか？

■まずお礼についてですが、インタビューに応えてくださった方へのお礼は、何もしていません。

本当は多少は何かした方が良いのかもしれませんが、本当に当社はお願いするだけです（^ ^ ;

Web制作という仕事は、お客様とかなり密にやりとりが発生しますので、お客様も当社の担当者からのお願いに応えてあげよう、という気持ちになってくれるというのもあるのかもしれませんね。

拍子抜けする回答で申し訳ございません。

強いて言えば、「当社のWebサイトからリンクが張られるので、微力ではありますが、アクセスアップやSEO対策の一助になります」

程度は言うこともありますが、謝礼のお話などもしていません。

当社は本当に良いお客様に恵まれているなと感じます。

もちろん、良い仕事をするというのが大前提ですが。

■１つコツがあるとすれば・・・

タイミングだけは気をつけています。

あまり時間が経ってからお願いしてもお互いに気が重くなってしまいますので、プロジェクトが佳境に入った頃や納品のタイミングなどにお願いしておき、

インタビューしたいタイミングで、「あの時にお願いした件ですが・・・」といった具合にお願いをしています。

■但し、業種によっては、御礼は必要かもしれませんね。

私の起業仲間で、当社がいつもお願いしている、カスタマワイズの村中さんがお客様へのお願いの仕方について詳しい解説を書いているので、こちらもご参照ください。

■社員にやってもらうコツですが・・・

当社の場合は、会議の時に、「今年は２つ、事例インタビューを作りたいんだけど、良い案件無いかな？」と相談すると、社員の方から「ここは良い事例になりますよ。お客さんもたぶんOKしてくれますよ」という感じで推薦してくれます。

なぜ社員が協力的かというと、インタビュー作成を外注しているのが大きいと思います。

もし、社内でやるとなると、推薦した本人が、日々の業務で忙しい中、インタビューをして原稿を書かなければならなくなります。

現場の中心にいる社員であればあるほど躊躇してしまうかもしれません。

あと、前例が１つでもあると、お客様にも社員にも頼みやすくなります。

当社の場合は、１つ目の事例は私がインタビューして原稿を書きました。

外注でも良いと思うので、まずは社長主導で１つ目を作るというのは如何でしょうか？