あなたは、スーパーマーケットに入ると必ず入り口から野菜や果物から始まり奥に魚と肉が置いてある理由を知っていますか?
色鮮やかな季節の果物や野菜を手前に持ってくることで、華やかに演出するとか、いろいろあるのですが、
一番は、回遊率を高め、客単価を上げるためです。
メインディッシュはだいたいが魚か肉ですから、お客さんはそのどちらかを目的買いしに来店しています。
魚コーナーや肉コーナーに行ってレジに行くまでに、必ず野菜や乳製品コーナーを通ります。
その際に、目についた商品をポンポンと効率よくショッピングカートに入れて行ける導線が考えられています。
これを客導線と言います。
スーパーだけでなく、コンビニも、ドラッグストアでも店舗設計をする際は、必ず客導線のセオリーに沿って設計します。
セオリーに反した売り場構成になっていると、お客さんも使いづらいし、客単価も低くなります。
いいことありません。
これはWebサイトも同様です。
Webサイトに入ってから、資料請求や問い合わせフォームにたどり着くまで定番の流れがありますよね?
その流れは、めったなことがない限りはあまり変える必要もなければ、変えるべきでもありません。
例えば、住宅工務店であれば、トップページで気になるファザードで立ち止まり、施行事例を見て、会社の場所や、仕事への考え方、お客様の声で評判を確認して、とりあえず資料請求してみようという定番の流れがあります。
それはスーパーの客導線同様売れる定番の客導線なのです。
大事なのは、そこにどんな素材が載っているかです。
写真や言葉、今であれば動画などもありです。
とにかく、素材にこだわってください。
良い写真が無いなら撮ってください。ご自分で撮れないなら発注できるようになってください。
原稿も同じです。
「うちは良い写真が無くて・・・」
「文章書くの苦手で・・・」
という言い訳はナシでお願いします。
