東京都新宿区のWeb制作会社 - ウェブラボ株式会社

ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

動画とSEOとYouTube

2021.03.21

動画

質問いつも大変お世話になります。リニューアルしたホームページの運用もお陰様で順調です。
最近、当社ではyoutubeの動画マーケティングを積極的に行い、来店したお客様にも実例動画を見せてコンバージョンに至る事が増えてきました。
動画マーケティングの有効性、Webサイトに動画を埋め込む事のSEOなどのオンライン、オフラインの有効性など山浦さんの視点からどう映っていますでしょうか?

 

 

回答当社に来るWeb制作のご相談にも、最近は、商品・サービスの解説動画の制作や、TOPページのキービジュアルにイメージ動画を入れたいといったものも増えてきました。昔と違ってインフラも整ってきました。

 

 

動画は、マーケティングにおいてもセールスにおいても、とても有効だと思っています。特にコロナ禍になり、ほぼ全ての業種において対面での営業機会が激減しましたよね。店舗ビジネスにおいても「巣ごもり消費」という言葉が生まれたように、そもそも来店数が減ってしまっています。そういった対面での営業機会を補完するものとして、zoomのようなWeb会議システムはもちろん、動画も積極的に試していくべきだと思います。

 

私自身も、今までの対面営業では、サイト職人CMSの使い勝手などを実際のPC画面をお客様に見せながらプレゼンテーションをしていましたが、そもそも新規のお客様との対面営業の機会が、先日のコラムでも書いた通りほぼ無くなってしまいました。そこで、zoomなどを使って営業活動していますが、zoom面談中はお客様の状況把握や問題解決に集中したいので、最近はzoomの録画機能を使って作っておいたサイト職人CMSのプレゼンテーション動画を、zoom面談前にお客様に送って見てもらっておいたりして工夫しています。

 

 

動画は信頼感を得やすい

もう5年前になりますが、11日間の無料動画セミナーを公開し、延べ3000人以上の方に見ていただきました。

 

11日間が終わった後は、このメルマガに合流していただいていますが、そこからSEO講座を購入いただいたり、何人もの方がWeb制作をご発注くださいました。

 

メルマガ登録への流入経路は、もう1つ、オリエンシートテンプレート無料ダウンロードもあるのですが、実は、11日間の無料動画を見たいただいた読者の方が、その後のメルマガの解除率も低く、商品やサービスの申込みに至ったお客様はほとんどが11日間の無料動画を見ていただいた方々なのです。

 

つまり、(11日間ということで接触頻度が単純に多いということもありますが)動画を通じて、私の人となりを感じてくださったり、信頼してくださったからだと思います。テキストと写真だけでは、なかなかそこまで信頼感を得るのは難しいのではないでしょうか。

 

せっかく動画をとるのであれば、特にコンサルタントや当社のように形に見えないものを売っている業種の方は、スライドだけでなくしっかり顔を出して、ご自身のキャラクターを全面に出して行くのがおすすめです。顔を出すのを嫌がる方も多いですが、顔を出すだけで得られる信頼感が全然違います。

 

 

動画をWebページに貼ることのSEO効果

Webサイトに動画を埋め込む事のSEO的な効果ですが、間違いなくプラスに寄与します。なぜなら、Googleの評価ファクターの1つに「滞在時間」があると言われているからです。動画を掲載することで滞在時間が長くなるというのは、容易に想像できますよね。

 

例えば、ダスキンのこのページ↓も
https://www.duskin.jp/servicemaster/water/sm000080/
ページの中ほどに動画が貼り付けてありますが、この原稿を書いている2021年3月21日現在、「キッチン クリーニング」で検索すると1位に出てきます。同Webサイトは「レンジフード クリーニング」でも1位、「浴室 クリーニング」でも2位に各サービス紹介ページがヒットします。

 

もう1つ例を紹介しましょう。

 

あおぞらクリニックという医院のページ↓
https://www.aozoracl.com/hiv
ページの上部にページの内容とほぼ同じ内容の動画が貼り付けてありますが、この原稿を書いている2021年3月21日現在、「HIV」で検索すると2位に出てきます。

 

もちろん、上記の例はいずれもWebサイト自体が強いというのもあり、動画が貼り付けてあることだけが上位表示の要因ではありません。ですが、SEOはこういった加点要因の積み重ねですから、動画がユーザーに役立つものなのであれば、間違いなくプラスになります。

 

 

YouTubeについて

最後にYouTubeにも触れておくべきだと思うので、簡単に思っているところを書きます。
いまやYouTubeはGoogleに次いで世界第2位の検索エンジンです。そこから商品・サービスの販売やブランディングにつなげられるなら、大きなマーケティングツールになります。

 

ただ、既に多くの企業や個人が参入しているので、しっかり研究し、それなりの頻度で継続的に動画を公開していかないと成果を出すのは厳しくなってきました。私自身は、今の仕事時間の中で、YouTubeの動画制作時間も研究時間も捻出できそうにないので、今は中途半端に手を出さないと決めています。私にとってYouTubeは、広告の配信先であり、無料で使える有り難いストリーミングサーバだと割り切っています。

 

YouTubeが良いと思う点は、Webサイトのブログ記事のように、コンテンツを増やしていくと、それが資産になるという点です。
5年前に私がクライアント向けに作ったタッチタイピングに関する動画は、気づけば延べ32万回も再生されていました(ただこれは公開したタイミングが過熱前だったからという可能性が高い)。
いずれにしても、広告のようにすぐに成果を求めるのではなく、過度な期待をせずにコツコツと続けていく類のものだと思います。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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