当社では、Web制作を始める前に、必ずお客さんに
「どんな成果が出たら、このプロジェクトは成功と言えますか?」
と質問します。
すると、
「とにかく問い合わせの数を増やしたい」
という回答が返ってくることが多いです。
昔はそのまま
「なるほど、そうですか」
とお客さんの言うことをそのままプランニングに落としていましたが、途中からそれでは駄目だということに気が付きました。
今では必ず
「具体的に、月に何件成約すれば良いですか」
「◯件成約するには、どのくらいの問い合わせ数が必要ですか}
という話をします。
■なぜ「できるだけ多く」ではダメかと言うと、月間の問い合わせ数が5件で良い場合と、50件必要な場合とではプランニングが変わってくるからです。
それに、月間5件で十分なのに20件や30件もお問い合わせが来たら、業務に支障が出るのです。
■もし、5件で良いならば、金銭的にもお客さんの負担的にも無理がなく、欲しい結果が得られそうなプランニングをします。
もちろん将来的には少しずつビジネスは大きくなるでしょうから、それをサポートするための仕組みも入れていきます。
ある意味、時間を味方にでき、無理のないプランニングができます。
■もし、50件必要なのであれば、見積り的にも、スケジュール的にもお客さんの負担的にも、ハードルの高いプランニングになります。
でも、できるだけ早く50件必要なのだからやるしかありません。
■以前は、お客さんが本当に必要な数字を把握することなく、ハイスペックな提案をすることで、失注することもありました。
もし仕事が獲れてしまっても、それはそれでお互いに苦しいプロジェクトになってしまいます。
■年間にどのくらいの成約数が必要か把握していない経営者は意外と多いです。
まずは、
どのくらいの成約数が必要で、そのためには、どのくらいの問い合わせ数が必要か、もし把握していなければ
把握しましょう。
思ったより多くないかもしれません。
もしそうなら、将来の成長に向けて時間を味方に付けた、無理のないロードマップが描けるはずです。
追伸)
9月の第2週に、大阪で、当社の大阪支社長が、コンバージョンを増やし、コントロールする為のWeb制作セミナーを行います。
来週ご案内できると思うので、ご興味のある方はチェックして下さい。
